HIKE猿楽庁、モバイルゲーム課金調査を公開 一番課金したタイトルはウマ娘
株式会社HIKEのチューニング・検証事業を担う猿楽庁は、2026年8月26日に開催したセミナー「サルガクチョウサ交流会」にて、「サルガクチョウサ vol.12 〜モバイルゲーム市場における課金にまつわるユーザー調査〜」の一部を公開しました。本調査は、2025年にモバイルゲームで課金実績がある全国の10代〜60代の男女1,000人を対象に実施されたものです。ゲームのプレイ状況や課金目的、人気IPや課金タイトルに関する分析結果がまとめられています。


調査分析によると、ユーザーの大半を占めるミドル層・ライト層において同時にプレイするタイトル数にここ数年の変化はなく、特にミドル層で「1タイトル」と回答した割合が増加しており、遊ばれるタイトルが絞られている傾向が見られます。コア層では同時プレイタイトル数がわずかに増加したものの、総プレイ時間は大きく増えておらず、タイトルごとのプレイ時間の格差が広がっているとみられます。
課金をする目的については、2024年調査でコア層を中心に需要がみられた「IPコラボ」目的の課金が、2025年はライト層において需要が拡大しました。市場におけるコラボイベントの実施数は減少傾向にあるものの、1つひとつの作り込みが深まり、幅広い層に訴求する施策になっていると考えられています。また、全体的に課金目的の複数回答がみられ、ゲーム内の課金要素に価値を見出すユーザーが増加していると分析されています。


好きなIPは「ポケットモンスター」が1位、定番IPが上位に並ぶ

好きなIPの項目では「ポケットモンスター」が1位となりました。2024年秋リリースのアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket』の好調に加え、新作コンシューマソフトの発売が重なり話題性が高まったことが要因とみられています。「Fateシリーズ」は『Fate/Grand Order』の10周年やメインストーリー第2部完結、「機動戦士ガンダムシリーズ」はゲームアプリのリリースや新作アニメのヒットが注目を集め、それぞれ順位を上げました。

上位10位までは長年続くシリーズIPが並ぶ結果となっており、新規IPが注目を集める難しさに加え、長期継続している定番IPであっても強力なヒット作や施策が求められる市場環境が示されています。

2025年に最も課金されたタイトルは「ウマ娘 プリティーダービー」
2025年に一番課金をしたゲームタイトルでは、『ウマ娘 プリティーダービー』が1位を獲得しました。大型の周年企画や海外版リリースなどの施策が話題を集め、ユーザー需要と合致したと分析されています。また、大型アップデートや復刻施策を実施した『原神』や、多角的な展開を行った『にゃんこ大戦争』も順位を上げました。
一方で『Fate/Grand Order』は好きなIPで上位に入ったものの、2024年調査と比較して課金タイトルの順位はやや下落しました。10周年の盛り上がりとともに無償石の大量配布が行われたことで、直接的な課金につながりにくかったと推測されています。

調査概要

- 調査目的:モバイルゲーム市場における課金にまつわるユーザー調査
- 調査対象:2025年にモバイルゲームで課金した実績があり、AndroidもしくはiOSでゲームをプレイしている全国10代〜60代の男女
- 調査方法:インターネット調査(調査委託機関:楽天インサイト)
- 調査時期:2026年2月9日〜2月12日
- 有効回答者数:1,000人
本調査の全容レポートは、専用フォーム( https://forms.gle/ewuPDc3eRaFa3Mzn8 )から申し込みを行うことで入手可能です。
本記事は株式会社HIKEの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



