石川県漁協かなざわ総合市場で蟹-1グランプリ開催 最高額26万円で落札
石川県漁業協同組合を中心としたおいしかわ県PR協議会は、11月6日(金)のズワイガニ漁解禁に合わせ、各船が厳選した自信の1尾をセリにかけて最高額を競う「蟹-1グランプリ」を石川県漁協かなざわ総合市場で開催しました。


当日は悪天候の影響により、約100隻のうち出漁したのは17隻にとどまり、水揚げがあったのはかなざわ総合市場のみとなりました。そのため加賀支所でのセリは行われず同市場のみでの開催となり、セリでは第七重福丸の「一番推し」のカニが26万円の最高値で落札されました。

悪天候下の初セリと水揚げ結果

解禁初日は海況が厳しく、出漁隻数は17隻、水揚げはかなざわ総合市場のみとなりました。帰港時間や入荷量を踏まえてセリの開始時間は予定より1時間繰り上げられ、18:30からスケジュール全体を前倒しして実施されました。
当日の水揚げおよびセリの結果は以下の通りです。
- 出漁隻数:17隻
- 加能ガニ全体の水揚げ:かなざわ総合市場 865箱、合計 865箱×6尾= 約5,200尾(昨年33,894尾)
- 香箱ガニ全体の水揚げ:かなざわ総合市場 1,440箱、合計1440×25尾=約36,000尾(昨年201,875 尾)
- 加能ガニ「輝」・香箱ガニ「輝姫」の認定数:輝:0尾/輝姫:0尾
- 蟹-1グランプリ エントリー数(事前エントリ):9尾(63尾)
- 初セリ最高落札額:金額:260,000円、船名:第七重福丸、落札者:いきいき亭
最高級ブランドである加能ガニ「輝」および香箱ガニ「輝姫」の認定はなく、姫-1グランプリの開催には至りませんでした。
最高額の一番推しを巡る関係者の声
最高額となった第七重福丸の「一番推し」を水揚げした底曳網漁師の川島和彦船主は、天候の厳しい中で力を合わせて良い漁ができたとし、金沢以外の地域が出漁できなかった悔しさにも触れつつ「何より安全にみんな怪我無く帰って来れたことが一番嬉しいです」とコメントしました。

また、最高額で競り落とした「いきいき亭」の寺西政人氏は、市場全体や石川県の活気につながればという思いを語り、落札したカニについて「近江町の店舗に飾り、多くのお客様に見て楽しんでいただいた上で、皆様に喜んでいただけるよう大切に販売してまいりたいと思います」と述べています。

震災復興応援トロフィーと企業連携


会場では、令和6年の能登半島地震の復興応援として、日本回転寿司協会からの義援金を原資に製作されたトロフィーが、グランプリを獲得した船と落札者へ贈呈されました。
あわせて企業によるPRブースも設けられ、副賞の贈呈が行われました。


- サッポロビール株式会社:売上1本につき1円をJFいしかわに寄付する「サッポロ生ビール黒ラベル『北陸かにデザイン』缶」を紹介、副賞として贈呈
- カルビー株式会社:石川県産甘えびを使用した「ポテトチップス 甘えび味 素材引き立つ醤油仕立て」を紹介、副賞として贈呈
加能ガニ・一番推しの概要とお問い合わせ先
加能ガニは平成18年に県内の漁協が合併したことを契機に決定した県下統一の呼び名です。漁師がその日の高品質な1尾を選んで船名タグや九谷焼タグを付けて出荷する「一番推し」は、昨年度から始まった取り組みです。
おいしかわ県PR協議会は、石川県漁業協同組合を中心に県水産課やデザイン会社などが参画し、県内で水揚げされる水産物のPR施策を企画・実行しています。
本記事はおいしかわ県PR協議会の発表をもとに作成されています。
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