TARGET JAMMがJAPAN PROJECTへ社名変更し本店を与路島へ移転
離島や地域の活性化に取り組む株式会社TARGET JAMMは2026年11月6日、社名を「JAPAN PROJECT株式会社」に変更し、本店を福井県三方郡美浜町から鹿児島県大島郡瀬戸内町与路へ移転した。あわせて、国土交通省離島振興課で離島活性化事業などに携わった経歴を持つ小野晶大氏が代表取締役に就任した。奄美・与路島で3軒目および4軒目となる宿の開業により、同社が運営する宿泊施設が4施設体制となったことを機に、現地での活性化の取り組みをさらに強化する。

与路島で4施設を展開し受入体制を拡充

同社は2017年から与路島で活動を開始し、宿泊施設やビジターセンター&カフェの運営、史跡の整備などを行ってきた。2026年10月に「傳々 denden」と「Ole Ole」が宿泊業許可を取得したことで、同社が運営する宿は4軒・定員26名となった。与路島にある既存の宿2軒と合わせると島全体で約50名を受け入れられる体制が整い、研修や学びを目的としたエデュケーショナルツーリズムにも対応できるようになった。


運営する4施設は過ごし方に合わせて選べる形態となっており、順次営業を開始する。
- 一軒宿 CJcasa aoao(定員8名):欧米豪・富裕層向けの一棟貸しの宿。COOL JAPAN AWARD受賞作品をあしらい、専用の展望台「ハミヤテラス」を備える。
- 古民家宿 傳々 denden(定員8名):与路集落の古民家を活用した一棟貸しの宿。
- Ole Ole Visitor Center & Cafe & Stay(定員4名):ビジターセンター&カフェに宿泊機能を加えた施設。
- National Park Style Cominca(定員6名):現在は運営スタッフや家族の滞在拠点として活用。「島灯 tou tou」へ名称を変更する予定となっている。
本店移転と新体制への移行
世界自然遺産に登録された奄美大島の最南端に位置する有人離島の与路島では、この10年で人口が半減している。同社は活動の拠点である島内に本店を移し、来島者の増加を通じて交流人口や関係人口を増やしていくとしている。
変更の概要は以下の通り。
- 商号:株式会社TARGET JAMMから「JAPAN PROJECT株式会社」へ変更
- 本店所在地:福井県三方郡美浜町早瀬19号村中庄92番1から「鹿児島県大島郡瀬戸内町与路340」へ移転
- 代表取締役:ジュリアン・ジーリ氏から「小野晶大」氏へ交代
- 変更日:2026年11月6日
新代表取締役に就任した小野晶大氏は、「宿泊施設が4施設体制となることを機に、島の皆さまとともに宿と学びの場を育て、訪れる人と島の人との交流を広げてまいります」とコメントしている。宿の順次営業開始に伴う第一弾として、「与路島野生生物勉強会」の開催も予定されている。
会社概要
- 商号:JAPAN PROJECT株式会社(旧:株式会社TARGET JAMM)
- 代表者:代表取締役 小野晶大
- 本店所在地:鹿児島県大島郡瀬戸内町与路340
- 設立:2024年8月6日
- 資本金:800万円
- 株主:株式会社わたしのネコのクリニック(100%)
- 主な事業:宿泊施設運営・アクティビティ・お土産の開発等の地域活性化事業、国産材を活用したタイニーハウス事業、クロヨナをはじめとする自生植物の研究・栽培事業
- URL:http://japanproject.jp/
本記事はJAPAN PROJECT株式会社の発表をもとに作成。
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