中央構想研究所が巡回点検自動化の導入ガイド公開
株式会社中央構想研究所は、全32ページのレポート「巡回点検の自動化 導入ガイドと製品比較」2026年11月版を無料公開しました。設備の高経年化や保安人材の不足が進む中、化学・石油プラントや上下水道などの保全部門に向けて巡回点検の代替手段や製品選定の指針を整理しています。

保安人材の不足と高経年化が進むインフラ現場の現状
消防庁によると、2025年に石油コンビナート等特別防災区域の特定事業所で起きた一般事故は425件となり、比較可能な1998年以降で最多となりました。設備の高経年化と保安人材の不足は、経済産業省・消防庁・厚生労働省の3省連絡会議のガイドラインでも前提として指摘されています。
上下水道の現場でも担い手が減少しています。国土交通省のガイドラインによると、下水道部署の正規職員数は1997年度から2017年度の20年間でピーク時の約7割弱まで落ち込みました。こうした環境の変化から、従来の人数や方法による日常的な巡回の継続が難しくなっています。

自動化方式と製品選びのポイントを整理
巡回点検の一部を担う手段として、スマートフォンによる計器読取や防爆区域向けのカメラ、巡回ロボット、点検記録ソフトなどが各社から展開されています。今回のレポートは、「巡回が回らなくなっている」「自動化の方式を比べる」「製品の比較と選び方」「導入前の確認と試行」「巡回業務の棚卸しシート」および付録の全6章で構成されています。
巡回点検はルートの歩行や計器の読み取り、記録の書き写し、異常判断と報告などの作業で構成されており、採用する方式によって置き換えられる範囲が異なります。レポート内では、作業ごとに適した方式や、防爆区域の区分に対応する製品選定の観点を解説し、5つの方式の比較表や製品一覧を掲載しています。
株式会社中央構想研究所の概要
株式会社中央構想研究所は2026年創業のスタートアップで、インフラ点検や危険作業の現場にAIやロボット技術を導入する支援を手がけています。
- 所在地:東京都品川区
- 代表取締役:信谷 康邦
- 主要事業:コスト最適化、プラットフォーム事業、AI営業支援、インフラAI・ロボティクス事業
本記事は株式会社中央構想研究所の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



