タケシンパッケージとエヌティーアイジャパンが業務提携 Inter BEEに出展へ
タケシンパッケージ株式会社は、NTi Audioの日本総代理店であるエヌティーアイジャパン株式会社と業務提携を結びました。2026年11月18日から20日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2026」に共同出展し、音響の測定から解析、設計、施工、効果検証までをつなぐ音環境づくりの提案を行います。両社は「音環境をもっと身近に」を共通テーマに掲げ、住宅やオフィス、教育・保育施設、店舗など日常のさまざまな空間へ向けた事業展開を本格化させます。

周波数を制御するカセット着脱式吸音材
タケシンパッケージが開発した「Cassette Wall & Ceiling® (カセットウォール&シーリング®)」は、カバー、ベース、パネルと空気層を組み合わせたカセット着脱式多層構造を持つインテリア吸音材です。日米で特許を取得しており(日本特許第6906829 号、米国特許US 12,116,777)、欧州でも特許出願を進めています。
同製品は吸音率の最大化ではなく、周波数帯域ごとの吸音特性をコントロールできる点が特徴です。特に800Hz以下の周波数帯域を重視し、800Hz以上では可能な限り吸音を抑える設計とすることで、空間に必要な響きを残しながら反射音の周波数バランスを整えます。また、施工後もパーツ単位で交換でき、外観だけでなく吸音特性の調整が可能です。


音響計測技術との連携による5つの工程
エヌティーアイジャパンは、リヒテンシュタイン公国に本社を置く音響計測機器メーカーNTi Audioの日本総代理店です。建築音響やプロオーディオ、放送設備、環境騒音などの分野へ計測ソリューションを提供しています。

今回の業務提携では、両社の専門性を組み合わせ、「01 MEASURE(計測) → 02 ANALYZE(解析) → 03 DESIGN(設計) → 04 INSTALL(施工) → 05 VERIFY(効果検証)」の5工程を推進します。実空間の残響特性を周波数帯域ごとに解析して適切な吸音部材の選択と配置を設計し、施工後にも再測定を行って変化を客観的に検証します。エヌティーアイジャパンが音響計測機器と測定技術面から支援し、タケシンパッケージが測定データの解析や音響設計、製品開発を担当します。

Inter BEE 2026での共同出展とパートナー募集


両社は2026年1月にフランスで開催された国際見本市「Maison & Objet Paris」でも共同で取り組みを発表しており、国内での展開に向けてInter BEE 2026へ共同出展します。ブースでは音響計測機器「XL3 Acoustic Analyzer」やカセットウォール&シーリング®の実物サンプル、測定データなどを紹介するほか、同製品は「INTER BEE AWARD 2026」のプロオーディオ部門にもエントリーしています。
また、全国展開に向けて販売・施工・音響計測などを担う事業パートナーの募集も行われます。楽器店や設計事務所、インテリア関連事業者などを対象とし、認定施工パートナー制度や音響計測に関する教育・認定制度の整備が進められています。
出展概要および会社情報
Inter BEE 2026の出展概要およびタケシンパッケージの概要は以下の通りです。
Inter BEE 2026 出展概要
- 会期:2026年11月18日(水)~20日(金)
- 会場:幕張メッセ(千葉県千葉市)
- 出展部門:プロオーディオ部門
- 小間番号:ホール2・2209
- 共同出展:エヌティーアイジャパン株式会社/カセットウォール&シーリング®
- 展示テーマ:「音環境をもっと身近に」
- 公式サイト:https://www.inter-bee.com/ja/
タケシンパッケージ株式会社 会社概要
- 代表者:代表取締役 新谷啓一郎
- 設立:1987年10月
- 本社:岡山県倉敷市連島中央4-4-23
- 真備工場:岡山県倉敷市真備町市場422-9
- 事業内容:ダンボールケース、ペーパーハニカム、吸音材「カセットウォール&シーリング®」等の製造・販売
- 企業サイト:https://takeshin-pk.co.jp
- 製品サイト:https://cassettewall.jp
本記事はタケシンパッケージ株式会社の発表をもとに作成されています。
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