UntroD、東証グロース上場のestie株式を取得
UntroD Capital Japan株式会社が運営するUntroDクロスオーバー・インパクトファンド2号は、商業用不動産データと業界特化型AIを提供する株式会社estieが2026年11月6日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場したことに伴い、同社株式を取得しました。本件はestieが指定する販売先である親引け先としての取得となります。同ファンドは上場時点から中長期の株主として参画し、同社の成長に伴走していく方針です。
上場に伴う株式取得と長期支援の狙い
UntroDクロスオーバー・インパクトファンド2号(XIF2号ファンド)は、未上場と上場の境界を越え、企業の長期的な価値向上と社会的インパクトの創出を支援するクロスオーバー型のインパクトファンドです。新規上場という転換点に長期株主として参画し、上場企業として次の成長段階へ入るestieを資本市場の側から支えていくとしています。
なお、estieは今回の上場に際して新株式の発行を行っており、調達した手取金は借入金の返済および企業買収に係る資金に充当する予定としています。
商業用不動産データを扱うestieの事業展開
estieは、オフラインで流通してきたオフィス・物流施設・賃貸住宅などの商業用不動産情報を多様な情報源から収集・構造化し、データベースとして提供している不動産テック企業です。同社のサービスは大手デベロッパーや信託銀行、J-REITに広く導入されているほか、エンタープライズ実装と専門情報サービスも展開しています。
estieの会社概要は以下の通りです。
- 設立年月:2018年12月
- 所在地:東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト 4F
- 代表者:平井 瑛
- 事業内容:不動産プラットフォーム事業(商業用不動産データおよび業界特化型AIを活用したサービスの開発・提供)
- 公式サイト:https://www.estie.jp/company/
- 初回出資時期:2026年11月
UntroD Capital JapanとXIF2号ファンドの取り組み
東京都港区に拠点を置き代表を永田 暁彦が務めるUntroD Capital Japan株式会社は、研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテック・スタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立しました。現在までにリアルテックファンド1号~4号、リアルテックグローバルファンド1号・2号、リアルテックグロースファンド、UntroDクロスオーバー・インパクトファンド、UntroDリアルテックデットファンドを運用し、累積運用総額は500億円に達しています。同社は2024年6月に「未踏」を意味する「UntroD」を社名に掲げて再始動しました。
XIF2号ファンドは、代表取締役を川上豊が務める三菱UFJアセットマネジメント株式会社と協業して運営されています。ディープテック領域におけるスタートアップ投資支援の経験知と、三菱UFJアセットマネジメントが培った上場株式運用に係る知見を組み合わせ、インパクト志向の強いIPOを目指すレイト・ステージの有望なスタートアップ企業へ長期の資金を供給しています。
本記事はUntroD Capital Japan株式会社の発表をもとに作成しています。
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