プログラミング学習検索が47%減、AIへの依頼検索は84%増に
株式会社TRY Linkが運営するAI情報メディア「TECH NOISY」は、日本国内のGoogle検索動向をもとにしたプログラミング関連キーワードの調査結果を公表しました。2025年9月〜2026年8月の過去1年間において、「学ぶ」系の検索数が前年同期比で47%減少した一方、「AIに書かせる」系の検索数は84%増加したことが明らかになりました。AIコーディングツール別の検索数では「Claude Code」が月平均約39万回で1位となっています。
プログラミングに関する検索について、過去1年(2025年9月〜2026年8月)と前年(2024年9月〜2025年8月)の月平均を比較したところ、「プログラミングを学ぶ」系キーワードは36,928回から19,554回へと47%減少しました。対して「AIに書かせる」系キーワードは26,145回から48,045回へと84%増加し、約1.8倍の規模となっています。
月別推移では、データが確認可能な2018年11月以降において、2025年3月に初めて「AIに書かせる」検索が「学ぶ」検索を上回りました。2025年8月〜10月には再び「学ぶ」が上回ったものの、2025年11月から2026年8月までは10か月連続で「AIに書かせる」が上回る結果となっています。また、2年前(2023年9月〜2024年8月:月4,977回)との比較では、「AIに書かせる」検索は約9.7倍に拡大しました。
AIコーディングツール検索首位はClaude Code

過去1年の月平均におけるAIコーディングツール名の検索数では、「Claude Code」が391,683回で最多となり、2位の「GitHub Copilot」(58,458回)の約6.7倍を記録しました。
主なツールの月平均検索数は以下の通りです。

- 1位:Claude Code(月391,683回)
- 2位:GitHub Copilot(月58,458回)
- 3位:Google Antigravity(月32,934回)
- 4位:OpenAI Codex(月28,091回)
- 5位:Gemini CLI(月27,967回)
- 6位:Cline(月7,900回)
なお、首位のClaude Codeに関しては、「Claude Code 使い方」(月20,083回)や「Claude Code 料金」(月27,150回)といった関連語の検索も確認されています。

学習関連キーワードは「独学」「スクール」ともに大幅減
「学ぶ」系に分類された個別キーワードの月平均検索数は、前年と比べてすべて減少しました。
各キーワードの前年比と検索数の変化は以下の通りです。
- プログラミングスクール おすすめ:−57%(月2,450回→1,048回)
- プログラミング 独学:−56%(月5,833回→2,550回)
- プログラミング スクール:−49%(月22,075回→11,258回)
- プログラミング 初心者:−45%(月1,650回→913回)
- プログラミング 勉強 方法:−43%(月297回→170回)
- プログラミング 学習:−37%(月1,415回→889回)
今回の動向について同メディアは、言葉でAIに指示を出してプログラムを作成する「バイブコーディング」などの広がりが背景にあるとしつつ、学習検索の減少には景気や採用市場の動向などAI以外の要因が影響している可能性もあると分析しています。また、AIが生成したプログラムの動作確認には、基本的な知識が引き続き役立つとも指摘しています。
調査およびメディアの概要
東京都港区に拠点を置き、代表取締役を堀 裕介氏が務める株式会社TRY Linkは、ビジネス向けAIの活用法やツールの使い方を初心者向けに発信する情報メディア「TECH NOISY」を運営しています。
今回の調査概要は以下の通りです。
- 調査主体:TECH NOISY(株式会社TRY Link)
- 調査時期:2026年11月
- 調査方法:検索データ分析基盤「DataForSEO Labs」を用いたデスクリサーチ(Google検索の月間検索数の推計値)
- 対象地域・言語:日本/日本語
- 注記:検索数は推計値。ツールごとに登場時期が異なるためツールの検索数は前年比を示していない。「Cursor」「Codex」「Antigravity」「Devin」など別の意味を持つ語はツールと特定できる形のみを集計。「AI プログラミング」にはAIそのものを開発するための検索が含まれる場合がある
本記事はTECH NOISY(株式会社TRY Link)の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



