Dellows News

採用者の入社後コンプラ問題、担当者の5割弱が経験 原因の半数は入社前 実態調査

オンライン完結型のリファレンス・コンプライアンスチェックサービス「back check」を提供するback check株式会社は、企業の人事・採用担当者を対象とした「採用者の入社後のコンプライアンス問題に関する実態調査」の結果を公表しました。

調査によると、過去3年間に自身が選考に関わった人の入社後にコンプライアンス上の問題が発覚した経験がある担当者は5割弱にのぼりました。さらに、直近の問題の原因として半数が「入社前の経歴や行動」を挙げた一方、そのうち8割超が事実を把握しないまま採用していた実態が明らかになっています。

5割弱が入社後の問題発覚を経験 発覚まで1年以上が過半数

過去3年間に自身が採用選考に関わった人の入社後にコンプライアンス上の問題が発覚した経験について尋ねたところ、「ない」が43.7%で最多となった一方、「複数回ある」が26.2%、「1回ある」が21.9%となり、合計で48.1%の担当者が発覚を経験していました。

問題の発覚を経験した担当者(330名)を対象に、直近の問題が入社から発覚するまでの期間を聞いた設問では、「入社後3か月以上6か月未満」と「入社後1年以上2年未満」がともに23.6%で並びました。これに「入社後3年以上」(14.2%)、「入社後2年以上3年未満」(13.9%)を加えると、合計51.7%となり、過半数で発覚までに1年以上を要していることが示されています。

入社前の経歴詐称やSNS投稿も浮上 発覚の7割超は社内の気づき

過去3年間に発覚した具体的な問題内容(複数回答)としては、「パワーハラスメント」が27.6%で最多となり、「勤怠の虚偽申告(不正打刻・虚偽の残業申請など)」が24.2%、「セクシュアルハラスメント」が21.2%と続きました。

一方で、「申告のなかった前職での懲戒処分・トラブル歴」が18.5%、「入社前の不適切なSNS投稿」が16.4%、「学歴・職歴・保有スキルなどの詐称」が15.5%と、入社前の経歴や行動に起因する事案も上位に挙がっています。

また、直近の問題が最初に発覚したきっかけは、「上司・同僚の気づき」(25.8%)、「業務上の確認や監査(提出書類の照合を含む)」(23.9%)、「社内の通報・相談窓口への申告」(21.8%)を合わせた社内での気づきや確認が71.5%を占めました。「SNSでの投稿の発見・炎上」は11.2%でした。

原因の半数は「入社前」 8割超が事実を把握せず採用

直近で発覚した問題の原因については、「入社前の経歴や行動に原因があるもの(経歴詐称、申告のなかった前職でのトラブル、入社前のSNS投稿など)」が50.0%を占め、「入社後に新たに起きたもの」の43.3%を上回りました(「わからない」は6.7%)。

入社前の経歴や行動に原因があると回答した担当者(165名)に対し、選考時の把握状況を尋ねたところ、「兆候には気づいていたが、確認できなかった」が33.3%、「把握されていなかった」が25.5%、「兆候には気づいていたが、問題ないと判断した」が23.0%となりました。これらを合わせると81.8%に達し、8割超が事実を十分に把握しないまま採用に至っていたことが判明しました。

同社代表取締役社長の須藤 芳紀氏は、生成AIの普及などで候補者の実像把握が難しくなるなか、第三者評価や公開情報など本人以外の情報から多面的に確認し、再現性のある採用判断を支える取り組みを進めているとしています。

調査概要および会社概要

本調査の概要は以下の通りです。

  • 調査期間:2026年10月14日~10月18日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:企業の人事・採用担当者(20代~50代の男女)686名(勤務先で採用選考に関わる業務を担当する会社経営者・正社員)
  • モニター提供元:RCリサーチデータ

back check株式会社の概要は以下の通りです。

  • 所在地:〒163-1336 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
  • 代表取締役社長:須藤 芳紀
  • 事業内容:オンライン完結型リファレンスチェック、コンプライアンスチェックの開発・提供 等
  • URL:https://backcheck.co.jp/
back check株式会社

本記事はback check株式会社の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間