note、韓国語の自動翻訳を有料記事にも拡大 NAVER検索での引用も進む
メディアプラットフォームを運営するnote株式会社は、日本語で書かれた記事の韓国語への自動翻訳機能を、記事単位で販売されている有料記事へ拡大したと発表しました。これまでの無料記事に加え、有料記事も韓国の読者に向けて配信できるようになります。
noteでは2026年5月から英語、8月から韓国語への自動翻訳を提供しており、2026年9月23日〜10月20日の4週間における国・地域別の集計では、翻訳記事のアクセス数がアメリカに次いで韓国で多く読まれていました。
NAVERの生成AI検索で2週間に100万回以上表示
2026年9月からは、韓国の大手検索サービス「NAVER」の生成AI検索「AI Briefing」において、韓国語に翻訳されたnoteの記事が回答の引用元として表示されています。
対象となっているのは日本の旅行先やお土産、ゲーム、アニメやマンガなどに関する検索です。NAVERの集計によると、2026年10月5日〜18日の2週間で、AI Briefingの画面にnoteの記事が表示された回数は107万2495回に達しました。
なお、「AI Briefing」は検索結果の上部に生成AIによる要約回答を表示し、出典を示す仕組みです。NAVERが公開されているnoteのページを取得して検索に反映しており、note側からコンテンツやデータを直接提供したり、生成AIモデルの学習データとして提供したりするものではないとしています。
映画ちいかわ韓国公開で関連記事の閲覧が3倍超に
韓国では、日本での公開から約2ヶ月後の2026年9月30日に『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開されました。
noteの調査によると、タイトルに「ちいかわ」を含む記事のうち英語・韓国語に自動翻訳されたWebページへの韓国からの閲覧数は、映画公開後の2週間(9月30日〜10月13日)において、その前の2週間(9月16日〜29日)と比べて3倍以上となりました。
多言語対応の仕様と対象範囲
noteが進める多言語対応機能の対象範囲と仕様は以下の通りです。
- 対応言語:英語、韓国語
- 対象:無料記事、記事単位で販売されている有料記事
- 対象外:定期購読マガジン、メンバーシップ、有料マガジン
機能の初期設定は自動翻訳がオンになっていますが、クリエイター自身がアカウント単位または記事ごとにオフへ変更できます。自動翻訳の特性上、訳文が原文と完全に一致しない場合があるとしています。
note株式会社の概要
noteは2014年4月にサービスを開始し、2026年8月末時点で約8993万件の作品が誕生し、会員数は1313万人に達しています。同社は代表取締役CEOを加藤貞顕が務め、東京都千代田区麹町6-6-2に本社を置いています。
本記事はnote株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



