JiteraがAIガバナンス強化に向け機能制御と機密区分設定の2機能を提供開始
株式会社Jiteraは、同社が提供するAIコンテキストプラットフォーム「Jitera」において、企業のAI利用ガバナンス強化を目的とした2つの新機能の提供を開始した。追加されたのは「組織・チーム単位のエージェント機能制御」および「組織ごとの機密区分設定」である。これにより、実務に即したシステム統制や社内ルールに合わせた情報の視覚的分類が可能となり、セキュリティリスクを抑えながら全社でのAI活用を進められるようになる。
新機能提供の背景と目的
エンタープライズ企業においてAI活用が本格化するなか、組織全体の一律導入ではなく、部署やチームの業務特性やセキュリティ要件に応じた柔軟な機能管理が求められている。また、企業が扱う情報には多様な機密レベルが存在するため、社内基準に沿った適切な情報分類を行える基盤の整備が安全なAI利用の前提となる。
こうした状況を踏まえ、組織方針に応じたエージェント機能の細やかな管理と、社内ルールに基づく情報分類を可能にする2つの独立した機能が開発された。
組織・チーム単位のエージェント機能制御

「組織・チーム単位のエージェント機能制御」は、組織オーナーが許可する外部コネクター(Microsoft Teams、Slack、Boxなど)や、チームごとのルールなど、エージェントで利用できる機能を柔軟に設定・制限できる機能である。
例えば、特定のプロジェクトチームで外部への情報アクセスを制限し、Microsoft TeamsやBoxなど指定された社内ツールのデータのみを参照させたい場合、組織オーナーが該当チームに対して「許可するコネクター」を限定設定することで、意図しない外部情報の取得や連携を未然に防ぐことができる。
組織ごとの機密区分設定と留意点

「組織ごとの機密区分設定」は、「社外秘」や「極秘」など企業独自の基準に合わせた機密区分ラベルを作成し、Jitera上のドキュメントやエージェントに付与できる機能である。「極秘」「社外秘」「公開」といったラベルを付与することで、社内メンバーがドキュメントの取り扱いやエージェントの利用時に、情報の機密度合いを一目で認識できるようになる。
なお、本機能の利用にあたっては以下の留意点が挙げられている。
- 本機能による機密区分(センシティブラベル)の設定は、ドキュメントやエージェントのアクセス権限と直接連動するものではない
- 現時点において、エージェントは設定された機密区分の内容を参照・学習することはない
- 本機能はドキュメント取り扱い時の視覚的な注意喚起と社内ルールの浸透を目的としており、システム的なアクセス制御を自動で変更するものではないが、明示的な分類により人為的な情報漏洩リスクの低減に貢献する

AIコンテキストプラットフォーム「Jitera」と会社概要
AIコンテキストプラットフォーム「Jitera」は、個人特有の暗黙知や組織のノウハウをコンテキストとして蓄積し、現場で使われるほどAIエージェントが成長して組織ごとのカスタマイズAIエージェントとして精度の高い応答やドキュメント生成を行う環境を提供する。導入に関する問い合わせは専用フォーム(https://jitera.com/ja/contact/)で受け付けている。
株式会社Jiteraの概要は以下の通り。
- 代表取締役:栁澤 直
- 所在地:東京都港区西新橋1丁目2-9 日比谷セントラルビル 14階
- URL:https://jitera.com/ja
本記事は株式会社Jiteraの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。

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