アドウェイズ、提案AIソリューションPRAXの運用を開始
株式会社アドウェイズは、広告主へのプロモーション提案業務において、過去の提案ノウハウやストラテジックプランナーの思考プロセスを取り込んだAIソリューション「PRAX(プラックス)」の運用を開始した。
同ソリューションは、戦略立案から提案前の検証までをワンストップで行える体制を整える社内システムである。2026年7月より運用を開始しており、同年10月末時点でプランニング部門の20件のプロモーション提案において活用されている。
属人化解消と投資判断の精度向上を目指す背景
デジタルマーケティング領域ではクリエイティブ制作などで生成AIの活用が進む一方、戦略立案はプランナー個人の経験への依存度が高く、提案の質のばらつきや広告出稿前の不確実性が課題となっていた。アドウェイズにおいても、ストラテジックプランナーや営業担当者の知見を活かしきれず、提案ノウハウの属人化や品質差が生じていた。
こうした背景から、提案前段階における戦略立案から生活者評価までを一貫して行う社内ソリューションとして「PRAX」を構築した。広告主が納得して投資判断できる体制が整ったことで実際の受注率向上にも繋がっており、今後もさらなる予算最適化と成果の最大化を実現していく予定としている。
「PRAX」では、以下の3つのステップに沿ってプロモーション戦略の設計や提案が行われる。
- 本質的な課題抽出と戦略骨子の策定
広告主へのヒアリング内容をもとに課題を抽出し、過去の成功パターンや意思決定の軸に照らし合わせて戦略の骨子を導き出す。
- AI生活者像を用いたターゲット反応の事前検証
生成AI上に生活者像(ペルソナ)を再現するアドウェイズ独自の手法「AI Consumer Preview(AI コンシューマー プレビュー)」を用い、ターゲットに合致した生活者像を1万人規模で構築する。提案前にAI上で評価を確認し、改善を繰り返すことで施策精度の向上を見込む。なお、これはAIによる疑似検証であり、実市場での成果を保証するものではないとしている。
- 戦略から戦術までの一気通貫したプランニング
上流の戦略立案だけでなく、メディアプランやクリエイティブ方針の策定、AIによる事前検証までを一つのシステム内で完結させ、定量的な検証結果に基づいた提案を提供する。
「PRAX」の運用開始により、提案の準備にかかる時間は従来の10営業日から2営業日に短縮された。

自社ツールとの連携と今後の展開
今後「PRAX」は、マンガ広告クリエイティブ最適化ツール「Agent MALOOK(エージェント マルック)」や、マーケティング課題抽出・効果分析ツール「MARKETING DOC(マーケティング ドック)」との連携を進める方針である。これにより、各ソリューションにおいてAIで再現した生活者像による事前検証が可能になるとしている。
さらに、「MARKETING DOC」の分析結果や実際の配信データを戦略立案および生活者像のアップデートに還元し、予測精度を継続的に向上させていく予定である。
株式会社アドウェイズの概要
- 設立:2001年
- 上場:2006年に東京証券取引所に上場
- 代表者:代表取締役社長 山田 翔
- 本社所在地:東京都新宿区
- 事業内容:アプリ・Webマーケティング事業、アドプラットフォーム事業、DX事業、ライフスタイル事業、エンターテインメント事業等
- 公式サイト:https://adways.net/
- 問い合わせ先:sales_info@adways.net
本記事は株式会社アドウェイズの発表をもとに作成されています。
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