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OIKOSのゆーすぽっと、2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞を受賞

東京都杉並区に本部を置くNPO法人OIKOSが応募した「ゆーすぽっと 大学生がつくる子どもの新しい居場所」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞」において、仕組みのデザイン部門を受賞しました。

ゆーすぽっとは、各大学の学生が拠点を運営し、本部が立ち上げから継続までを伴走する取り組みです。2026年10月31日時点で、首都圏の9拠点で定期開催されています。

大学の空間と学生の力を生かした子どもの居場所づくり

ゆーすぽっとは、大学のキャンパスや地域の会場において、月1〜3回、無料で開かれている子どもの居場所です。子どもたちは大学生のボランティアメンバーとともに、大学の食堂での食事、遊び、宿題、何もしない時間を過ごすほか、季節ごとに農場での田植えや運動会なども実施しています。参加にあたって所得などの条件は設けられておらず、社会福祉協議会や地域のこども食堂、学校の協力を得て支援が必要な家庭へも案内が届けられています。

活動では、大学の食堂や教室、グラウンド、農場を無償で活用することで、少ない費用での継続的な運営を可能にしています。また、親や教員とは異なる「ナナメ上」の存在である大学生が関わることで、子どもが話しやすい関係性を築くことを目指しています。

審査では、子どものつながりの貧困に対して大学生と大学の余白空間を活用する視点に加え、安全管理と運営マニュアルの標準化による展開の仕組み、行政や企業と連携した実装力などが評価されました。

首都圏9拠点で展開し延べ966名が参加

ゆーすぽっとの2026年10月31日時点の実績および運営状況は以下の通りです。

  • これまでに参加した子ども:延べ966名
  • 開催後のアンケートで「また来たい」と答えた子ども:95.1%(全拠点合計)
  • 活動を毎月支えるマンスリーサポーター「フィロス」:261名

定期開催を行っている運営中の9拠点では、東京大学、東京科学大学、駒澤大学、日本社会事業大学、大妻女子大学、横浜市立大学、明治学院大学、お茶の水女子大学、国際基督教大学の学生が運営を担当しています。さらに、横浜国立大学、近畿大学、東京学芸大学、大正大学、早稲田大学の学生が新たな拠点の立ち上げを準備しています。

代表理事の古川 陽登は、荒川区で学生のみで始めたこども食堂での経験が原点であるとし、「今回、仕組みのデザインとして評価いただいたことを励みに、子どもが『またね』と言える場所を、これからも大学生の力で広げていきます」とコメントしています。

2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞の概要

学生や若手のつくり手を対象としたデザイン賞で、公益財団法人日本デザイン振興会が主催しています。第5回となった2026年度は、応募総数1,060点の中から146点が受賞しました。

  • 受賞対象名:ゆーすぽっと 大学生がつくる子どもの新しい居場所
  • 受賞部門:仕組みのデザイン部門
  • 受賞番号:26NHA040005

NPO法人OIKOSの概要

特定非営利活動法人OIKOSは、大学キャンパスを活用した子どもの居場所「ゆーすぽっと」の運営や、各大学での拠点立ち上げ・運営の伴走支援を行っています。

  • 団体名:特定非営利活動法人OIKOS(NPO法人OIKOS)
  • 代表者:代表理事 古川 陽登
  • 設立:2023年4月(学生団体として)、2026年5月14日(法人設立)
  • 所在地:〒168-0071 東京都杉並区高井戸西三丁目4番22-314号
  • 公式サイト:https://www.npo-oikos.com/

本記事はNPO法人OIKOSの発表をもとに作成しました。

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