ナブテスコが新稟議システムにSmartDB採用、改修外部委託費を約50%削減へ
機械コンポーネントメーカーのナブテスコ株式会社は、新稟議システムとして株式会社ドリーム・アーツが提供する大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)」を採用しました。

100パターン超の複雑な権限管理をノーコードで実現し、2026年7月の運用開始から約3ヵ月でシステム改修にかかる外部委託コストを従来比約50%削減しています。現在は約1,500人が利用しており、今後は既存ワークフローの移行も進められる予定です。
導入の背景と課題
ナブテスコは、中大型産業用ロボットの関節用途向け精密減速機で世界市場シェア約60%、建物用自動ドアで国内市場約60%のシェアを有しています。
同社が10年以上にわたり運用してきた全社稟議システムでは、事業拡大やグループ体制の変化により権限管理が複雑化していました。オンプレミスのシステムに個別開発を重ねた結果、パフォーマンスの低下を招いたほか、改修や機能追加にかかる外部委託費用、対応期間、仕様を把握する担当者への依存が課題となっていました。
アプリケーションの保守サービス終了を機に、外部ベンダーへの依存を抑えて社内で継続的に改修できるクラウドサービスへの移行を決定し、全社共通基盤としての活用も見据えてSmartDB(R)を採用しました。
導入による成果と選定理由
複数のノーコード・ローコード製品の比較および概念実証(PoC)を経て導入された新システムでは、グループ会社や組織ごとに異なる100パターン超の権限管理がノーコードで構築されました。運用開始後の機能追加や改修は情報システム部の担当者が主体となって対応しており、以下の成果が表れています。
- システム改修にかかる外部委託コストを従来比約50%削減
- 画面表示や検索の応答速度が従来比約2倍に向上
- 申請テンプレートの活用により、入力工数を削減
- マスタ参照により、表記揺れや入力ミスを削減
選定においては、複雑な決裁プロセスを個別開発に頼らずノーコードで構築できる柔軟性や、直感的な操作性、大企業の稟議システムに求められるセキュリティ水準と実績、将来的に市民開発へ広げられる拡張性が評価されました。
今後の展望
ナブテスコは今後、社内で稼働している既存のワークフローについても順次SmartDB(R)への移行を予定しています。あわせて、生成AI機能「SmartDB Practical AI(R)(PA)」を活用した申請時の入力補助なども検討されています。
中長期的には、現場担当者が自ら業務アプリを構築・改善できる環境を整え、全社で継続的に業務変革を推進する体制の構築を目指す方針です。
ナブテスコ株式会社の情報システム部長である枝川 文彦 氏は、ドリーム・アーツ社の伴走支援のもと内製化を推進して開発ノウハウを蓄積できたことで、運用開始後は利用者からの要望にも迅速に応えられるようになったとし、今後は本システムを全社の業務基盤へと発展させていきたいとコメントしています。

SmartDB(R)(スマートデービー)
- 概要:現場個別の業務から全社横断業務までノーコードで開発可能な大企業市場シェアNo.1(テクノ・システム・リサーチ「2025年 SaaS型ワークフロー市場メーカーシェア調査」2026年4月時点)の業務デジタル化クラウド
- 基盤:Microsoft Azure
- 公式URL:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/
株式会社ドリーム・アーツ
- 本社所在地:東京本社(東京都渋谷区)、広島本社(広島県広島市)
- 代表者:代表取締役社長 山本 孝昭
- 公式URL:https://www.dreamarts.co.jp/
本記事は株式会社ドリーム・アーツの発表をもとに作成されています。
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