ふるさと納税未来創造AWARD2026に静岡県沼津市がエントリーへ
一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアムは、2026年11月19日にベルサール新宿住友ホールで開催する「ふるさと納税未来創造AWARD2026」において、静岡県沼津市が「地域未来づくり賞」にエントリーしたと発表した。
沼津市は市民の声を資金面と職員の伴走支援で後押しする「民間まちづくり活動支援事業(マチカツ)」に取り組んでおり、前身の事業から数えて200件以上の市民活動を支援してきた実績を持つ。
市民の声を形にする「マチカツ」の歩み
沼津市は平成28年度に「民間支援まちづくりファンド事業」を開始し、市民が抱く挑戦やまちづくりの想いを資金面から応援する仕組みを整えた。令和2年度には庁内にプロジェクトチームを発足させ、職員が個々の活動に伴走して支援を継続。これにより、令和5年度までに200件以上の活動を支援してきた。
令和6年度からは事業をさらに発展させ、「民間まちづくり活動支援事業(マチカツ)」として再始動した。単なるイベント補助にとどまらず、人のつながりを生む活動や交流拠点づくりなど、持続可能なまちづくりに重点を置く。活動報告会では協力者や新たな仲間との出会いが生まれたことや、活動者自身の居場所になったといった声が寄せられるなど、市民主体の継続的な取り組みが広がっている。
若者の挑戦を後押しする「学生チャレンジ部門」
同事業で特に注力されているのが、将来のまちづくりを担う学生の提案を応援する「学生チャレンジ部門」だ。令和6・7年度で6件の応募があり、地域の魅力発信やイベント、環境美化、外国から来た子どもへの学習支援など、学生自身が地域課題を見つけて企画から広報、運営までを担う事例が生まれている。
学校の枠を越えた文化祭の企画といった新たな交流の場も誕生しており、沼津市はこうした経験を通じて若者が地域への関心と愛着を深め、将来の沼津を担う人材へと成長していくことを期待している。
「ふるさと納税未来創造AWARD」は、寄附者が抱く地域を応援したいという想いを可視化し、返礼品ではなく使い道にスポットをあてる全国規模の表彰イベントだ。全国各地から首長や職員が集い、寄附によって実現した事業やサービスが地域課題の解決にどのように寄与しているかを明らかにし、その成果を広く発信することを目指す。
2008年に始まったふるさと納税は2024年度に寄附額が1兆円を超える規模に成長した一方で、返礼品競争の過熱などが課題となっている。本アワードでは制度本来の価値を再認識し、自治体同士が好事例を学び合う機会を提供する。
- 名称:ふるさと納税未来創造AWARD2026
- 日時:2026年11月19日(木)12時開始予定
- 会場:ベルサール新宿住友ホール
- 主催:一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアム
- プログラム:第一部 自治体同士の意見交換会/第二部 ふるさと納税の使い道に焦点を当てた投票形式のAWARD/第三部 自治体と民間企業の交流会
- 表彰部門:子ども・学び推進賞、地域未来づくり賞、健康と暮らし支援賞、交流・にぎわい創出賞、安心と備えのまちづくり賞
- 参加方法:招待制(一般の参加受付はなし)

本記事は一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアムの発表をもとに作成しました。
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