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エクイタスメディカル支援の大阪の医院で看護師同席型オンライン診療を開始

エクイタスメディカル株式会社が運営支援を行う茨木こうもと内科クリニック(大阪府茨木市)で、看護師同席型オンライン診療「D to P with N(Doctor to Patient with Nurse、以下DPN)」が開始されました。遠隔の担当医が別の医療機関等からオンラインで診察を行い、院内の看護師が患者に同席します。同クリニックではクラウド診療支援システム「CLINICS」の導入やAIを活用した運営支援を進めており、これらとDPNを組み合わせることで、医師個人に過度に依存せず地域で継続的に医療を提供できる体制の構築を目指しています。

顔なじみの看護師が同席し診察と診療補助を実施

この取り組みにおいて、患者はクリニックで顔なじみの看護師とともに診察を受ける形式をとります。看護師は医師の説明の補足や患者の不安・疑問の確認を行うほか、顔色や呼吸の様子、体型、受け答えなどの変化を観察し、必要な測定や検査の結果を遠隔の担当医に伝えます。

DPNでは、医師・看護師の所属・勤務・指示関係等の要件を満たす体制の下、医師の指示と診療計画等に基づき、実施可能な範囲で検査や注射などの診療補助を行うことが可能です。対応する診療支援デバイスを組み合わせることで、電子聴診器による聴診音や患部の赤み・腫れなどの画像を遠隔の医師に共有できる体制を整え、遠隔で対応できる診療の幅を広げることを目指しています。

全国の看護師の専門性を生かした医療連携を目指す

厚生労働省の統計によると、2024年末現在の全国の就業看護師は1,363,164人(准看護師を除く実人員、2026年9月28日更新の統計表による)、医師の届出総数は347,772人となっており、人数規模の単純比較では約3.9倍となります(※両職種の集計範囲は異なり、約3.9倍は診療能力や人員の余裕を示す数値ではありません)。看護師のうち診療所で194,668人、訪問看護ステーションで91,021人の合わせて約28.6万人が働いており、地域の看護師の専門性と医師の判断を結びつけることが診療を支える基盤になると同社は考えています。

今後は医療機関ごとの責任と役割を明確にし、クリニック同士が診療を支え合う連携体制の構築を目指す方針です。

今後の展開と診療体制の運用方針

茨木こうもと内科クリニックでの実践を起点に、へき地を含む医師の確保が難しい地域や、診療時間の維持が困難なクリニックへの展開も視野に入れています。

運用にあたっては、患者への説明と同意、医師の医学的判断、医師の指示と診療計画に基づく診療補助を前提とし、対面での診察が必要な場合の受診先、急変時の連携、診療情報の管理、プライバシーに配慮した運用を行う方針です。診療補助については、医師・看護師の所属・勤務関係など、オンライン診療に関する法令・指針上の要件を満たす体制を前提としています。

実施施設と運営体制の概要

  • 実施施設:茨木こうもと内科クリニック(所在地:大阪府茨木市玉櫛2丁目28-24 アグニール・マエダ2、医院公式サイト:https://osaka-komoto.seamlink-medical.com/)
  • 医療機関の運営:一般社団法人シームリンクメディカル
  • 経営・運営支援:エクイタスメディカル株式会社(代表取締役:九鬼嵩典、伊村悠、会社公式サイト:https://equitas-medical.com/)

本記事はエクイタスメディカル株式会社の発表をもとに作成されています。また、本文中のデータおよび指針に関して厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(2026年4月改訂)、総務省「遠隔医療モデル参考書 オンライン診療版」(2024年5月)、厚生労働省「令和6年衛生行政報告例」第9-1表(2026年9月28日更新)、厚生労働省「令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計」、厚生労働省「医療法等の一部を改正する法律の一部の施行等について(オンライン診療関係)」(2026年3月27日、医政発0327第5号)、厚生労働省「オンライン診療に関するQ&A」(2026年3月、問1〜3)の公表情報に基づいています。

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