Innovation BASE 北海道、動画作業支援ツールCuuutyを無料公開
株式会社Innovation BASE 北海道は、生成AI動画やSNS向け動画の制作業務で活用してきた社内ツールの一部を一般向けに公開し、無料Webサービス「Cuuuty(キューティー)」として正式提供を開始しました。動画の最終フレームを静止画として取り出すなど、制作に伴う作業を手軽に行えるようにするツールです。アカウント登録やログイン、専用ソフトウェアのインストールは不要で、ブラウザから無料で利用できます。

社内制作ツールの一般公開と背景
生成AIを用いた映像制作では、AIによる動画生成だけでなく、生成した映像の確認や必要な場面の取り出し、素材の組み合わせ、SNS向けへの仕上げといった細かな確認や加工、素材の受け渡しといった作業が存在します。北海道札幌市に本社を置く株式会社Innovation BASE 北海道(代表取締役:小坂武史)では、生成AIを活用した動画制作やSNS向けコンテンツ制作に取り組む中で、こうした工程を支えるツールを社内で開発・活用してきました。同社は「AIを社会に実装する」という方針のもと、社内で培った技術やノウハウを社会に還元し、独立したWebサービスとして公開しました。
動画の最終フレーム抽出機能と活用場面
Cuuutyが提供する機能の一つが、動画の最終フレームの抽出です。動画の最後の場面を静止画として取り出し、映像の確認や、次の制作工程で使用する参考画像の準備などに活用できます。

例えば、生成AIによって短い動画を制作し、その続きを別の動画として生成する場合、前の動画の最終フレームを取り出して次の動画を生成する際の参考画像として利用する手法があります。これにより、人物の位置や姿勢、背景、カメラの構図など、前の映像の終わり方を視覚的に引き継ぎながら次の生成を試すことができます。また、通常の動画制作においても、特定のシーンを静止画で確認したい場合や、サムネイル用に決めた位置のカットを切り出したい場面などで利用できます。

Cuuutyは、誰もが必要なときに利用できることを重視し、アカウント登録やログインを必要としないサービス設計を採用しています。専用ソフトウェアのインストールも不要で、ブラウザからアクセスして利用可能です。
セキュリティ面にも配慮されており、利用にあたって氏名やメールアドレスなどを登録する必要がなく、ブラウザで完結するため動画のデータはサーバーに送られず作業PCの外に出ない仕様となっています。日常的に特定の動画編集ソフトを使用していない人や、専門の動画制作担当者を置いていない企業や店舗でも利用しやすい環境を整えています。
同社が展開する関連サービスと今後の展開
同社は中小企業や店舗のSNS発信を支援する生成AIサービス「AI:Promo(エーアイプロモ)」も開発・運営しています。AI:Promoは、企業が持つ商品・サービス情報やWebサイト、写真などをもとに、SNS投稿のテーマ提案から文章・画像の制作、投稿の準備までを支援するサービスです。Instagram・Facebook・Xに対応し、2026年9月に正式提供を開始したとしています。
同社は今後もCuuutyの使いやすさや機能の改善に取り組むほか、社内で行う動画制作やSNS向けコンテンツ制作の中で培った技術やノウハウについて、一般公開に適したものを検討していく方針です。


Cuuutyのサービス概要は以下の通りです。
- サービス名:Cuuuty(キューティー)
- 公式サイト:https://cuuuty.com/
- 提供形態:Webサービス
- 利用料金:無料
- 利用条件:アカウント登録・ログイン不要、専用ソフトウェアのインストール不要
- 主な機能:動画の最終フレーム抽出
- 提供元:株式会社Innovation BASE 北海道
株式会社Innovation BASE 北海道の概要は以下の通りです。
- 会社名:株式会社Innovation BASE 北海道
- 代表者:代表取締役 小坂武史
- 所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西5丁目1-1 桂和大通ビル38 9階 FinGATE SAPPORO
- 設立:2023年2月17日
- 資本金:400万円
- 事業内容:新規事業開発、生成AI・Web技術を活用したプロダクト開発、企業・自治体向けDX支援、システム開発など
- コーポレートサイト:https://ib-hokkaido.jp/
本記事は株式会社Innovation BASE 北海道の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



