サンクゼール財団、長野県内の子ども食堂等への助成事業受付を11月2日開始へ
公益財団法人サンクゼール財団は、長野県内で子ども食堂や地域食堂、多世代食堂など食を通じた支援活動に取り組む団体および個人を対象とした助成事業の受付を2026年11月2日より開始する。同財団の設立後3回目となる今回は、団体の規模や活動年数に応じた2つのコースを設けて実施される。活動の継続に伴い資金確保が課題となる4年目以降の団体や、高頻度で居場所を提供する団体の後押しを目指す。
現場の課題を踏まえた2つの助成コース
公益財団法人サンクゼール財団は、株式会社サンクゼールの創業者である久世良三・まゆみ、そして株式会社サンクゼールによって2023年12月21日に共同設立され、2026年5月に内閣府の公益認定を受けて公益財団法人へ移行した。代表理事は久世まゆみが務め、長野県上水内郡信濃町大字平岡2249番地1に拠点を置く。
財団設立後3回目の取組みとなる第3回「愛と喜びのある食卓づくり」助成事業(2027年度)では、これまでの助成事業を通じた採択団体への訪問や対話を踏まえてコースが設計された。活動継続に伴い資金確保が難しくなる活動4年目以降の団体や、週2〜3回以上の高頻度で活動し自己負担が生じているケースが多い団体などの実情を受け、以下の2コースが用意されている。
- パンを分け合うコース(一律10万円):2024年度以前から活動を続け、活動開始から4年目以降を迎え、助成金や補助金の終了等により資金確保が課題となりやすい時期にある子ども食堂等を対象とする。
- 一匹の羊コース(上限80万円):週2回以上開催し、1週間あたり延べ20人以上(目安)が参加する、高頻度で食と居場所を提供する団体等を対象とする。
助成対象の要件と助成金額
各コースの助成対象および助成内容は次の通りとなる。
パンを分け合うコース(一律10万円)の助成対象は、長野県内において、2024年度(2025年3月31日まで)以前に活動を始め、月1回程度以上の頻度で定期的に活動している子ども食堂・多世代食堂・地域食堂等を運営する非営利団体及び個人。助成金額は一律10万円となる。
一匹の羊コース(上限80万円)の助成対象は、長野県内において、週2回以上開催し、1週間あたり延べ20人以上(目安)が参加する子ども食堂・多世代食堂・地域食堂等を運営する非営利団体及び個人。助成金額は80万円を上限とする希望額となる。
事業スケジュールと申請方法
助成事業に関するスケジュールは以下の日程で進められる予定となっている。
- 募集期間:2026年11月2日(月)〜2026年12月9日(水)
- 個別相談会:2026年11月2日(月)〜2026年11月13日(金)(土日祝日を除く)
- 選考結果通知:2027年4月中旬(予定)
- 助成金交付:2027年4月下旬(予定)
- 助成金使用対象期間:2027年4月1日(木) ~ 2028年3月31日(金)
申請方法等の詳細は、サンクゼール財団のウェブサイトに公開されている応募要項(https://stcousair-foundation.org/?page_id=5509)に掲載されている。
食を通じた居場所づくりの支援へ
同財団は、「すべての人に、愛と喜びのある食卓。すべての人に、温かい光を。」の想いのもと、経済的困窮や孤立・孤独によって誰一人取り残されることなく、誰もがつながりと支え合いの中で将来への希望と生きる力を持ち、愛と喜びのある暮らしができる社会の実現を助成事業を通じて支援していきたいとしている。
株式会社サンクゼールが長野県で創業し地域に支えられて歩んできた背景から、地域への感謝と恩返しの思いを形にするため、長野県内を対象とした本助成事業に取り組んでいる。子どもや若者、高齢者等の孤立や地域とのつながりの希薄化が全国的な課題となる中、食事の提供にとどまらず安心して過ごせる居場所づくりを行う活動を支える方針だ。
本記事は公益財団法人サンクゼール財団の発表をもとに作成。
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