STATION Ai、製造業2社と新興10社の合同ピッチを11月16日に開催へ
佐橋 宏隆氏が代表取締役社長 兼 CEOを務め、名古屋市昭和区に本社を置くSTATION Ai株式会社は、オープンイノベーション支援プログラム「SKIP Focus」第3期の参加企業によるイベント「合同リバース&アンサーピッチ」を2026年11月16日(月)に開催する。本イベントでは大手製造業2社が自社の事業課題を提示し、それぞれの課題に対してスタートアップ10社が自社の技術やプロダクト、サービスなどを活用した解決策を提案する。企業とスタートアップによる新たな事業共創の可能性を探る場として実施され、観覧者の募集も行われている。


STATION Ai株式会社は、オープンイノベーションにおいて事業と人材が同時に育つ環境を提供するため、講座と実践を組み合わせたプログラム「SKIP」を展開している。その枠組みのひとつである「SKIP Focus」は、トップラインの成長につながる新規事業の創出と、社内に推進力を残す人材育成の両立を目指すプログラムとなっている。
企業の課題整理から協業テーマ設計、協業先探索およびマッチングまでを約6カ月間にわたり、ワークショップと伴走支援を通して実施する。各企業に専属のオープンイノベーションコーディネーターが伴走することで、検討段階にとどまらず、次のアクションにつながる成果創出を目指すとしている。
登壇企業2社のピッチテーマと求める連携パートナー
今回のイベントに登壇するのは、「SKIP Focus」第3期生として7月から課題分析や目標設定に取り組んできた住友理工株式会社とヤマザキマザック株式会社の2社である。それぞれ自社の課題や求める技術を提示するリバースピッチを行い、スタートアップ各社からの提案を受ける。
住友理工株式会社
- ピッチテーマ:液冷式急速充電設備の劣化を捉え、最適なメンテナンス判断へ
- 内容:高分子部材の設計・評価・量産技術と、センシング・劣化解析技術を組み合わせ、冷却ホース・継手・シールなどの状態を可視化する。故障前に劣化兆候を捉え、適切な点検・交換判断につなげることで、突発的な停止や緊急交換のリスク低減を目指す。
- 求める技術/連携パートナー像:
- 状態を把握する技術:冷却ホース・継手・シールなどの故障前の変化を検知し、その信号と硬化・へたり・亀裂などの物理的な劣化を関連付けられるセンシング・評価技術
- 情報をつなぐ技術:部材の検知情報と設備ごとの運転・保守データを紐付け、IoT・遠隔監視システムや既存の保守業務と連携できる技術
- メンテナンスを判断する技術:部材の劣化状態や残寿命を予測し、「継続使用」「次回点検」「計画交換」「即時交換」などの判断を支援できる解析・判定技術
- ピッチテーマ:MAZATROL × AIで創る、次世代の加工支援
- 内容:熟練者の知恵とVision AIにより、経験の浅い作業者でも高度な加工を実現することを目指す。
- 求める技術/連携パートナー像:
- 熟練者の暗黙知をAIで活用する技術を持つ企業
- Vision AIで状態を認識・判断する技術を持つ企業
当日は開会挨拶に続き、登壇企業1社につきスタートアップ5社がアンサーピッチを行い、終了後には懇親会(ネットワーキング)が予定されている。
- 日時:2026年11月16日(月)13:00〜16:30
- 場所:STATION Ai 1階イベントスペース (名古屋市昭和区鶴舞1-2-32)
- 費用:参加費無料
- 対象者:スタートアップ・事業会社・自治体などの担当者、新規事業に携わっている方、STATION Aiへの入居に興味のある方をはじめ、どなたでも観覧可能(STATION Ai に入居されていない企業の方も参加可能、定員に達し次第締切)
なお、報道関係者による取材はイベント開始前のみ可能となっており、登壇企業への個別取材を希望する場合は各社への問い合わせが必要とされている。
STATION Ai株式会社について
STATION Aiは、スタートアップ企業の創出・育成およびオープンイノベーションの促進を目的とした支援サービスを展開している。約1,200社もの国内外のスタートアップ企業やパートナー企業、ベンチャーキャピタル(VC)などの支援機関、大学が参画しており、新規事業の創出に取り組んでいる。オフィス環境の提供に加え、事業成長を支援する勉強会やメンタリング、マッチング機会などを設けており、メンバースタートアップの所在地は愛知県をはじめ東京都や国外など多岐にわたる。
本記事はSTATION Ai株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



