マンダム、第20回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募を開始
大阪市に本社を置く株式会社マンダム(社長執行役員:西村健)は、動物実験代替法の開発に向けた研究の一環として、昨年に引き続き「第20回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」を開始した。動物実験代替法に関する研究を進めるため、世界中から研究テーマを募集する。助成金額は1件あたり50万円~200万円で、年間の総額は300万円となっている。
マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募は2007年から開始され、今回で20回目を迎える。2026年3月までに海外からの応募の研究者も含めて46件の研究助成を実施した実績がある。
また、昨年募集された第19回研究助成金公募では2件の研究テーマが選出され、2026年4月から研究助成を開始している。助成成果の報告会は例年、日本動物実験代替法学会の年次大会で行われており、第18回公募の研究成果については2026年11月13日~15日に開催予定の第39回大会(アクリエ姫路)で報告が行われる予定である。
募集要項と選考スケジュール
今回の第20回公募における募集要項およびスケジュールは以下の通りとなっている。
- テーマ:動物実験代替法に関する研究(研究分野は問わない)
- 助成内容:1件あたり50万円~200万円、総額300万円/年間
- 2026年11月1日(日):募集開始
- 2027年1月29日(金):募集締切
- 2027年2月上旬~:選考開始
- 2027年3月下旬:助成対象者発表
- 2027年4月1日(木):助成開始(1年間)
募集要項の詳細は、日本動物実験代替法学会HP(URL: http://www.asas.or.jp/jsaae/)で確認できる。
動物実験代替法開発に対するマンダムの考え
2013年3月の欧州(EU)での化粧品における動物実験の禁止を機に、世界的に動物実験代替法の開発が加速し、代替の安全性評価法としての活用が進んでいる。日本国内でも動物愛護の観点から、3Rs(Replacement:動物実験の置き換え、Reduction:動物使用数の削減、Refinement:実験時の動物への苦痛の軽減)の原則に沿って、高精度な予測・評価手法の開発や議論が行われている。
マンダムでは動物実験を行わない方針のもと、パッチテストやスティンギングテスト等のヒトを用いた試験および動物実験代替法を活用して化粧品の安全性を確保している。同社はさらなる安全性確保には精度向上を目指した代替法開発が必要であると考え、自社での研究開発とともに公募による研究助成を継続している。また、この取り組みを化粧品の安全性確保に加え、サステナビリティ戦略のマテリアリティのひとつである「企業基盤の継続強化」に向けた活動として進めていくとしている。
本記事は株式会社マンダムの発表をもとに作成。
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