SDFキャピタルの2号ファンド、AirXやSANUなど6社に融資を実行
SDFキャピタル株式会社が運営するスタートアップ・デットファンド2号投資事業有限責任組合は、株式会社AirXをはじめとするスタートアップ6社に融資を実行した。同ファンドによる新規融資のほか、既存融資先への再融資を含めた資金供給となる。同社は2022年の1号ファンド設立以来、累計40件・約93億円の投融資を実行している。
融資先の概要と各社の事業展開
今回の融資対象となった企業は以下の6社である(五十音順)。
- 株式会社AirX:ヘリコプターやプライベートジェット、空飛ぶクルマを対象に、機体の調達から販売・運用、運航管理、MRO(整備機能)、ポートの設置・運営、サービス提供までを一貫して手掛ける次世代エアモビリティプラットフォーマー。
- 株式会社SANU:「SANU 2nd Home」を通じて、都市と自然を行き来する暮らしを提供するライフスタイル事業を展開。
- 株式会社スムーズ:賃貸契約時の敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用を分割払いにできる「スムーズ」を開発・提供。
- 株式会社HAKKI GROUP:独自のクレジットスコアリング技術を活用し、ケニアや南アフリカ、インド、タイにおいて新興国の配車アプリドライバー向け車両購入金融サービスを提供。
- ベルフェイス株式会社:商談データの解析やCRM入力負担の軽減を行うAIエージェント「ベルセールスAI」を開発・提供し、営業生産性向上を支援。
- 株式会社RevComm:電話・Web会議・対面の会話を解析する「MiiTel」を通じ、企業のコミュニケーション課題解決を支援。
既存支援先への再融資とストラクチャー構築
今回の融資には、1号ファンドから支援を継続している株式会社SANUおよび株式会社RevCommへの再融資に加え、政府も社会実装を推進する次世代エアモビリティに取り組む企業への融資が含まれている。
これまでのファンド運営で培った知見をもとに、各社の事業特性や資金需要に応じたファイナンス・ストラクチャーを構築しており、一部の案件ではLP投資家との協働も行われた。
SDFキャピタル株式会社の代表取締役/共同創業者である福田 拓実氏は、東証グロース市場の上場維持基準の見直しなどスタートアップを取り巻く環境の変化に触れ、「各社が自らの事業や成長戦略に合った資金調達手段を選べることが、ますます重要になっていると考えています」とコメントしている。
2号ファンドおよび運営会社の概要
同社は、適格機関投資家等特例業務によるプロ向けファンドにおいて、スタートアップのみを対象にした日本初の独立系デットファンドを運営している(金融庁「プロ向けファンド届出者(適格機関投資家等特例業務届出者)等の状況 【ファンド一覧】」(2022年3月31日現在)記載のファンドよりSDFキャピタル調べ(2022年5月24日時点))。
2026年に設立したスタートアップ・デットファンド2号投資事業有限責任組合の概要は以下の通り。
- 名称:スタートアップ・デットファンド2号投資事業有限責任組合
- ファンド総額:最大200億円
- 投資対象:国内のミドル~レイターステージのスタートアップ
- 無限責任組合員:SDFキャピタル株式会社
運営会社であるSDFキャピタル株式会社は、2021年11月に設立され、東京都港区虎ノ門二丁目2番1号住友不動産虎ノ門タワー16階に拠点を置く。代表取締役社長は福田 拓実氏が務め、スタートアップ・デットファンドの運営を行っている。
本記事はSDFキャピタル株式会社の発表をもとに作成。
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