かかとのひび割れ、約7割が保湿剤のみで対処も4割超が1年以上改善せず 実態調査
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、かかとのガサガサやひび割れを経験したことがある全国の20〜60代の男女300名を対象に実態調査を実施した。その結果、かかとのガサガサを「保湿剤のみ」でケアしている人が68.3%に上る一方、42.7%が1年以上改善していない実態が明らかになった。また、白癬菌が原因となる角化型水虫の特徴を知らない人は81.0%を占めた。
保湿剤のみのケアが約7割、4割以上で症状が長期化
かかとのガサガサやひび割れに対して行っている主なケアを尋ねたところ、68.3%が「保湿剤のみ」と回答し、皮膚科を受診する人は8.7%にとどまった。自己流のケアが主流となっている状況がうかがえる。

症状が続いている期間についての質問では、42.7%が1年以上改善していないと答えた。長期間改善しないケースでは、単なる乾燥にとどまらず角化型水虫などの可能性も考えられる。



角化型水虫の特徴を知らない人が8割以上
角化型水虫の特徴を知っているかという設問では、81.0%が「知らない」と回答し、正しく見分けられると答えた人は12.3%だった。角化型水虫はかゆみがほとんどないため乾燥と誤認されやすく、知識の不足が放置につながっている可能性がある。
また、かかとのひび割れで出血や痛みを経験したことがある人は35.7%に達した。しかし、そのうち皮膚科を受診した人は23.4%にとどまり、76.6%は痛みがあっても受診していなかった。皮膚科を受診しようと思うきっかけとしては症状の悪化が多くを占め、予防的に受診する人は7.7%にとどまっている。
専門医が指摘する見分け方と受診の目安
アイシークリニックの髙桑康太医師は、「特に保湿を続けても改善しない場合は、角化型水虫を疑って皮膚科を受診することを強くお勧めします」とコメントしている。
乾燥によるひび割れと角化型水虫を見分けるポイントとして、季節性と保湿剤への反応が挙げられる。乾燥によるものは秋冬に悪化して夏に改善し、保湿剤で一定の効果が得られるのに対し、角化型水虫は季節に関係なく症状が続き、保湿剤では改善しない特徴がある。足裏全体が粉をふいたように白くなる場合や爪の濁りがある場合も水虫の可能性が高まるという。
深い亀裂や出血、痛みを放置すると細菌感染を引き起こすリスクがあり、特に糖尿病などの基礎疾患がある場合は重症化しやすいため注意が促されている。
調査概要
- 調査対象:かかとのガサガサ・ひび割れを経験したことがある全国の20〜60代の男女
- 調査期間:2026年10月13日〜10月22日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象人数:300名
本記事は医療法人社団鉄結会(アイシークリニック)の発表をもとに作成しました。
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