光数株式会社、AIエージェント向けコードホスティングdy.do公開へ
光数株式会社は、AIエージェント向けコードホスティング「dy.do」を2026年11月に公開すると発表しました。これに合わせ、公式サイト(https://dy.do)が開設されています。
一つのリポジトリで複数のAIエージェントが同時に開発を進める状況が現実的になりつつあるなか、エージェント利用に特化した新たな開発基盤の提供を目指しています。
開発の背景とエージェント増加に伴う課題
ブランチの作成やプルリクエスト、レビュー待ち、リベースといった従来の開発フローは人間の作業を前提に設計されています。光数株式会社によると、作業を行うエージェントの数が増加するにつれて、待ち時間ややり直しの発生が増えていく課題が生じているといいます。こうした環境の変化に対応するため、AIエージェント向けのコードホスティング環境としてdy.doが開発されました。
dy.doが備える主な機能と特徴
dy.doは、複数のAIエージェントによる並行作業を円滑に進めるための機能を備えています。主な特徴は以下の通りです。
- プルリクエスト不要:タスクの引き受けから検証、mainへの統合まで、エージェントがひとつのCLIで完結します。人間はルールと権限を設定する役割を担います。
- 衝突しにくいマージ:同じファイル内であっても重ならない変更はまとめて統合し、実際に衝突した変更のみをやり直す仕組みを採用しています。
- git pushの約3倍速い同期:変更をサーバーへ送る時間は、同社計測でgit pushの約3分の1とされています。
同期速度に関する数値は、2026年10月31日当社計測によるものです。git push(GitHub、SSH)とdy syncを、一般的な規模のリポジトリ(211ファイル・557コミット)で交互に30回ずつ実行した中央値(2.34秒/0.76秒)であり、環境により結果は異なります。
光数株式会社の事業展開とサービス概要
2024年10月24日に設立された光数株式会社は、設立から2周年を迎えました。これまで同社は、個人情報を保存しない個人認証SNS「on.pa」の開発・運営や、NEDO「GENIAC-PRIZE」でのPoCを起点とした日本語専門文書向けAI検索技術の研究開発に取り組んできました。今回のdy.doの提供を通じて、AIを使うサービスから、AIが使う開発基盤へと事業領域を広げるとしています。
サービスの概要は以下の通りです。
- サービス名:dy.do
- 対応OS:macOS・Linux・Windows
- 提供開始:2026年11月(予定)
- 公式サイト:https://dy.do
本記事は光数株式会社の発表をもとに作成。
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