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muuv links、電子部品選定AI edgefuseを11月より正式提供へ

愛知県名古屋市に本社を置く株式会社muuv linksは、電子部品の選定や比較、管理、監視までを一気通貫で支援するAIプラットフォーム「edgefuse」を大幅リニューアルした。同社は新edgefuseとして11月より正式に提供を開始する。

求める部品の条件を入力することでAIが最適な部品を自動探索し、仕様書を読み解いて比較表を生成するほか、採用部品の生産ステータス監視までを行う仕組みとなっている。

製造現場におけるアナログ作業の課題

製品の電動化やIoT化、フィジカルAIの推進などを背景に電子部品や半導体の需要が急増する一方、部品不足や生産中止(EOL等)、地政学リスクにより世界的な流通の混乱が続いている。製造メーカーが安定して製品を生産するには迅速な部品選定や代替品の確保が求められるが、現場ではアナログな業務が担当者の負担となっていた。

具体的には、新規や代替の部品を探すために複数のメーカーサイトやECサイトを行き来する手間や、数十〜数百ページにおよぶ仕様書・データシートを目視で確認してExcelへ転記する作業が発生していた。また、選定経緯や部品情報が属人化して共有されない点や、生産終了などの変化をタイムリーに把握できず対応が遅れるリスクも課題となっていた。

edgefuseが提供する主な機能

新edgefuseは、部品の探索からデータシートの読み取り、比較、データベースやBOM(部品表)の登録・管理までを統合して提供する。

  • 部品候補の自動横断探索:必要なスペックや要件を入力すると、AIが国内外の主要メーカーやECサイトを横断的にリサーチし、候補をリストアップする。
  • データ抽出と比較表の自動生成:メーカーごとに異なるデータシートやカタログ(PDF)からAIが必要スペックを抽出し、比較軸を統一した比較表を生成する。自社の要求仕様への適合度もAIが評価・レポートする。
  • 独自データベースとBOM登録・シミュレーション:集約した部品情報で自社専用データベースを構築できる。製品ごとのBOM登録や連携にも対応し、代替部品へ切り替えた際のコスト影響などのシミュレーションも行える。
  • 部品モニタリング:登録部品の生産状況や仕様変更、災害・供給関連ニュースをAIが監視し、重大リスク検知時には担当者へ自動通知する。
  • チャット形式のAIアシスタント:ページ数の多い資料や英語・中国語の仕様書に対し、チャット形式で質問して日本語で確認できる。

このほか、異なるメーカー同士の特性グラフをデータ化して重ね合わせて確認できる機能や、部品情報をエクセルで出力できる機能なども備えている。

導入による削減効果と実績

同サービスは、東証プライム上場企業をはじめとする大手自動車部品メーカーや精密機器メーカーなどへの導入が進んでいる。

公表された導入効果によると、部品あたりの作業時間を5〜10時間超から約1~2時間へ短縮し、選定・管理工数を最大7〜8割削減した実績があるという。さらに、EOLや供給リスクの早期察知による損失回避や、設計者の調査・比較工数を1/3に低減することによる開発リードタイムの短縮といった効果も挙げられている。

株式会社muuv linksは、日々の部品調査や検証のノウハウを組織全体で蓄積して活用できる環境を目指し、設計部門と調達部門の連携を支援していくとしている。

会社概要

  • 会社名:株式会社muuv links
  • 所在地:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 STATION Ai
  • 設立:2019年10月
  • 代表取締役:北 健人
  • 会社HP:https://muuv.ai/
  • サービス紹介ページ:https://edgefuse.ai/

本記事は株式会社muuv linksの発表をもとに作成。

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