NearMe、神戸市の中学生向けコベカツ相乗りタクシー実証事業を9月より開始へ
株式会社NearMeは、神戸市が推進する地域クラブ活動「KOBE◆KATSU(コベカツ)」において、公共交通機関の利用が困難な地域の中学生を対象とした「相乗りタクシー移動支援事業」の実証事業を2026年9月1日から開始する。2026年7月18日からは先行運行を行う予定だ。
独自のAIを活用した最適なルーティングによるシェア乗りマッチング技術をもとに「コベカツ相乗りタクシー」を運行し、生徒の移動を支援する。
本実証事業は、近隣校が遠く公共交通機関による日常的な移動が困難で、登録クラブが少ない中学校の生徒を対象に、他校などへの移動手段を確保する取り組みである。操作は地域の運行事業者にも提供しているLINE配車システムをベースにしており、NearMeはシステム提供だけでなく利用者および運行事業者のオペレーションも担う。
実証事業の運行概要は以下の通り。


- 名称:コベカツ相乗りタクシー
- 運行期間:2026年9月1日〜2027年3月31日(2026年7月18日から先行運行開始)
- 運行路線(3路線):
- 大沢中学校から八多学園・有野中学校(上津公園を経由)
- 淡河中学校から八多学園・有野中学校(淡河小学校、好徳小学校を経由)
- 神出中学校から櫨谷中学校(神出出張所を経由)
- 利用対象:大沢中学校・淡河中学校・八多学園(後期課程)・神出中学校に在籍している生徒(利用登録と乗車の事前予約は保護者が行う)
- 利用方法:専用チラシの二次元コードから利用申請後、神戸市教育委員会の確認を経て案内される専用LINEアカウントから乗車前日の13時までに予約
- 料金:無料(公費負担)
背景と移動支援の狙い

少子化に伴い部活動の種目や活動数の学校間格差が広がり、生徒の選択肢が減少するなか、中学校の部活動を学校単位から地域での実施へ移行する部活動の地域展開が神戸市で進められている。校区を越えて活動を選択できるようになる一方、移動が困難な地域の生徒に向けた交通手段の確保が課題となっていた。
今回の事業では、タクシーという既存の運行資源と独自のAIシェア乗り技術を活用し、柔軟で効率的な移動インフラの構築を目指す。NearMeの代表取締役社長である高原幸一郎氏は、これまでの自治体との取り組みを通じて移動課題が全世代的な社会課題であると実感してきたとし、神戸市とともに実証事業を開始できることへの歓迎の意と、地域社会の持続可能な移動インフラ構築に貢献したい旨のコメントを出している。
神戸市が推進する地域クラブ活動「KOBE◆KATSU」
国は少子化や教員不足による部活動維持の課題解決に向け、部活動を学校単位から地域単位の取り組みへ移行する方向性を2019年に提示した。2025年12月のガイドラインでは、すべての地方公共団体に対する2031年度の休日における地域展開の実現や、平日への展開推進を目指している。
神戸市では、子どもたちが活動を主体的に選択できる環境を目指し、2026年9月から部活動を発展させた地域クラブ活動「KOBE◆KATSU(コベカツ)」を開始する。休日だけでなく平日も含めた部活動の地域展開は、政令指定都市として初の取り組みとなる。

株式会社NearMeの概要
- 会社名:株式会社NearMe
- 所在地:東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
- 代表者:代表取締役 高原幸一郎
- 設立:2017年7月18日
- URL:https://nearme.jp/
本記事は株式会社NearMeの発表をもとに作成。
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