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SUBARU大泉工場に自律搬送ロボットのカチャカプロ導入 部品搬送を自動化

株式会社Preferred Roboticsは、株式会社SUBARUの群馬製作所 大泉工場に小型自律搬送ロボット(AMR)「カチャカプロ」を導入しました。スバル車のエンジンとトランスミッションを担う同工場の成形塗装材料技術部において、バッテリーケースの塗装生産技術に関わる子部品の工程間搬送や空箱回収に活用されています。

作業中断によるリズム分断の解消が課題に

バッテリーケース電着工場を立ち上げるにあたり、製品に取り付ける子部品が入ったプラスチック箱を運搬する負担が課題となっていました。現場では2箱で計2kg弱の運搬と空箱の回収作業を、1日3回、1往復あたり約130m、合計で約400mにわたり実施していました。

負担となっていたのは移動距離そのものよりも、生産に関わる作業の手を止めて運搬しなければならない点にありました。作業を中断して箱を運び、戻ってから再開するという繰り返しが作業のリズムを分断していたため、大掛かりな設備工事が不要で手軽なコストで導入でき、現場の作業者が無理なく使える搬送機器としてカチャカプロが採用されました。

現場で無理なく利用できるよう、負担の少ない運用方法が設計されました。各工程における出発のトリガーには、作業者が難なく操作できるよう専用の物理ボタン「カチャカボタン」が利用されており、搬送指示をシンプルに行える運用体制を整えています。

カチャカプロは、製品に取り付ける子部品を次工程へ搬送し、空箱を前工程へ戻す搬送を担っています。

1日約1時間の作業中断を解消し生産性を向上

導入後は約2kgの荷物を往復約130m運搬する作業が自動化され、運搬や作業中断によって失われていた1日約1時間を本来の業務に振り向けることが可能になりました。運搬に対する心理的な負担や作業の手止まりが解消されたことで、従業員が目の前の業務に専念できる環境が整い、生産性向上につながっています。

さらに、アプリで進入禁止エリアや速度を直感的に設定できる点や、国内メーカーのため運用の相談がしやすい点もメリットとして挙げられています。今後は生産数の増加に合わせて、運用回数を増やすことも検討されています。

株式会社Preferred Roboticsの概要

株式会社Preferred Roboticsは、株式会社Preferred Networks(PFN)の子会社として2021年11月に設立されたロボットメーカーです。富士経済が発行した市場調査レポート「2026年版 国内自律走行ロボット市場分析」において、AMR(自律走行ロボット)国内市場におけるメーカーシェア1位を獲得しています。東京都千代田区に本社を置き、代表取締役CEOは礒部 達が務めています。

  • 設立:2021年11月1日
  • 所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル
  • 代表者:代表取締役CEO 礒部 達
  • 資本業務提携先:アマノ株式会社、旭化成ホームズ株式会社、株式会社三井住友銀行

本記事は株式会社Preferred Roboticsの発表をもとに作成されています。

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