”将来の資金が不安”でも約7割が投資に踏み出せない。「何から始めればいいか分からない」と30代・40代のリアルな声
FEラボが物価高と資産管理を調査 預金派の約7割が投資を調べるも正解分からず断念 CATEGORY: ライフスタイル
株式会社トラストが運営する金融教育スクール「FEラボ」は、現在「銀行の預貯金のみ」で資産管理を行っている20代〜60代の男女200名を対象に「物価高と資産管理に関する実態調査」を実施しました。調査の結果、日々の買い物で98.5%が物価高を実感し、約7割が過去に投資について調べた経験があるものの、正解が分からず行動を断念している実態が明らかになりました。また、物価高による預金の実質的な価値下落を知ることで、約9割が現状に不安を感じると回答しています。

98.5%が物価高を実感、投資へ踏み出せない理由は知識不足や損失への恐れ
日々の買い物で物価高を「実感している(非常に+やや)」と答えた人は全体の98.5%にのぼり、中でも「食費」で値上がりを感じる人が99.0%に達しました。

一方で、資産管理を「銀行預金のみ」にしている理由(複数回答可)を尋ねたところ、以下の結果となりました。
- 1位: 投資の知識がなく、何から始めればいいか分からない(40.0%)
- 2位: 元本割れで損をするのが怖い(28.0%)
- 3位: 投資に回すほどのまとまったお金がない(23.5%)
- 4位: 銀行に預けておけば安全・安心だと思っている(4.0%)
- 5位: 口座開設などの手続きが面倒(3.5%)

投資に対して専門知識が必要であると感じたり、元本割れを恐れたりすることが行動のブレーキになっている実態がうかがえます。
調べた経験がある人は約7割、情報過多により立ち止まる傾向

全体の約7割が「過去に投資を始めようと調べたことがある」と回答しました。将来に向けた資産形成に関心を持つ人が多い一方、調べたものの行動に移せなかったという声が多く寄せられています。
その背景には、購入すべき銘柄や自身に合った運用方法が分からないといった迷いや、生活資金が減ってしまうのではないかという元本割れへの恐怖心がありました。SNSや動画サイトで情報が容易に得られる環境において、多様な意見に触れることで「結局どうすればいいか分からない」と立ち止まる要因になっている状況が浮き彫りとなっています。
預金放置による「価値下落」の認知度は約3割、事実を知った約9割が不安視
物価高が続くと銀行に預けているお金の実質的な価値が下がってしまう事実について尋ねたところ、「知らなかった」「深く考えていなかった」と答えた人が全体の7割(72.5%)を超えました。
物価上昇に伴い、同じ金額で将来購入できるモノの量が減るという事実を把握したことで、現在の「預金のみ」という状況に対して改めて「不安を感じる」と回答した人は約9割(89.0%)にのぼっています。
無理なく回せる月額は「1,000円〜10,000円未満」が約68%
アンケートにおいて「無理なく投資に回せる月額」を質問したところ、「1,000円〜10,000円未満」との回答が全体の約68%を占めました。家計に影響を与えない数千円単位から始め、インフレからお金の価値を守るための手段として投資を活用する視点が重要であるとされています。
調査概要および運営会社
本調査の概要および発表元の情報は以下の通りです。
- 調査概要:「物価高と資産管理に関する実態調査」
- 調査対象:現在「銀行の預貯金のみ」で資産管理を行っている20代〜60代の男女
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2026年09月12日~2026年09月13日
- 有効回答数:200名
- 会社名:株式会社トラスト
- URL:https://fe-labo.jp/
- 事業内容:金融教育コミュニティの運営、個人向け資産形成の伴走型サポート、マネーセミナーの企画開催
本記事は金融教育スクール(FEラボ)(株式会社トラスト)の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



