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WyLが江戸川区に医療ケア対応型シェアハウスを開所 千葉県松戸市に2拠点目も計画

訪問看護や重度訪問介護事業を展開するWyL株式会社は、2026年10月1日、東京都江戸川区瑞江に医療ケア対応型シェアハウス「ウィルの家みずえ」を開所し、同日、第1号の入居者を迎えました。人工呼吸器などの医療的ケアが必要な重度障害や神経難病のある人を対象とする住まいで、2027年1月には千葉県松戸市で2拠点目となる「ウィルの家みのり台」の開所も予定しています。これに伴い、同社は看護師や介護職、リハビリ職などの採用活動を強化します。

医療ケアと自立した暮らしを両立する「ウィルの家みずえ」

「ウィルの家みずえ」は、人工呼吸器や気管切開などの医療的ケアが必要な重度障害・神経難病の方が、「“半”ひとり暮らし」や一人暮らしに向けた練習を行うための医療ケア対応型シェアハウスです。同社の訪問看護と重度訪問介護を組み合わせ、看護師が常駐して24時間365日の医療的ケアを提供します。

施設内には個室が用意されプライバシーに配慮されているほか、共有スペースで入居者やスタッフと交流できる環境が整えられています。気管切開がある状態での入浴環境や、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によるプールでの水中リハビリ、日中活動・外出の支援、在宅就労への挑戦などに対応します。面会は自由でペットとの面会も可能です。介護スタッフ全員が喀痰吸引・経管栄養に対応し、皮膚・排泄ケアや摂食嚥下の認定看護師、緩和ケアの専門看護師がケアを支えます。

施設概要は以下の通りです。

  • 名称:ウィルの家みずえ
  • 施設類型:住宅型有料老人ホーム(医療ケア対応型シェアハウス)
  • 所在地:東京都江戸川区江戸川1-8-15(都営新宿線「瑞江」駅 徒歩15分)
  • 建物:耐火木造3階建・延床面積1,310㎡
  • 開所日:2026年10月1日
  • 入居定員:最大42名
  • 対象:重症心身障害者、人工呼吸器・気管カニューレを使用している方など、医療的ケアが必要な重度障害・神経難病の方
  • 施設の主な機能:看護師常駐、訪問看護と重度訪問介護による24時間365日の医療的ケア、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によるリハビリ(プールでの水中リハビリを含む)

開所の背景と取り組みのねらい

医療機器を用いて暮らす重度障害や神経難病の人の多くは家族によるケアに支えられていますが、家族の急な病気や入院により本人の行き場が失われ、遠方の施設に入所せざるを得なくなる事例が存在します。また、医療的ケア児が18歳で学校を卒業した後の日中の行き場不足や、長期にわたる家族のケア負担、公的な長期入所施設における10〜15年の待機期間といった課題もあります。

WyL株式会社は2016年に看護師・在宅看護専門看護師である代表取締役の岩本大希氏がウィル訪問看護ステーション江戸川を開設して以来、事業を拡大してきました。訪問看護の提供だけでは対応が難しかった層へ選択肢を広げる取り組みとして、今回の住まいを開設したとしています。岩本氏は、医療的ケアを必要とする人が地域で暮らせる場所を増やすための最初の一歩であるとコメントしています。

2拠点目の計画とスタッフ採用の強化

同社は「ウィルの家みずえ」に続き、医療ケア住まいの開設を進める方針です。2027年1月には、千葉県松戸市に最大42名が居住できる2拠点目「ウィルの家みのり台」の開所を予定しています。

この事業拡大にあわせ、看護師(所長候補を含む)、介護職、リハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、サービス提供責任者の各職種で採用を強化します。昨年度(2025年6月〜2026年5月)には同社全体で看護師を中心に約200名が入職しており、独自の教育体制を住まいでの勤務にも生かしていく方針です。

会社概要

  • 会社名:WyL株式会社
  • 代表者:代表取締役 岩本大希
  • 本社:東京都江戸川区中央4-11-8 アルカディア親水公園ビル 地下1階
  • 設立:2016年6月1日
  • 事業内容:訪問看護、重度訪問介護、特定相談支援・障害児相談支援、居宅介護支援、医療ケア住まいの運営 ほか
  • 拠点:直営34事業所/FC加盟事業所を含む全国15都道府県・53事業所(2026年8月時点)

本記事はWyL株式会社の発表をもとに作成しました。

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