銀座リプロ外科の研究演題が第10回日本リンパ浮腫治療学会学術総会で最優秀演題賞を受賞
東京都中央区にある医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科の研究演題が、北海道旭川市のアートホテル旭川で開催された「第10回日本リンパ浮腫治療学会学術総会」で最優秀演題賞を受賞しました。
受賞した演題は「超高周波超音波によるリンパ管描出能の検討」で、優秀演題に選出された後、2026年10月11日の優秀演題セッションにおいて鈴木悠史医師が発表を行いました。リンパ管静脈吻合術(LVA)の術前評価に向け、超高周波超音波によるリンパ管の描出を従来型の手法や術中所見と比較した内容です。
研究の背景と超高周波超音波による検証

リンパ管静脈吻合術(LVA)は、リンパ管と静脈をつないでリンパ液の流れを改善することを目指す手術です。手術計画を立てるうえでは術前に細いリンパ管の位置や走行を把握することが重要とされており、本研究では超高周波超音波が従来の検査では描出が難しいリンパ管の確認に役立つかが検討されました。
研究では、銀座リプロ外科でLVAを受けた四肢リンパ浮腫患者6人の15部位を対象に、46MHzの超高周波超音波(UHFUS)と、19MHz・22MHzの従来型高周波超音波(HFUS)によるリンパ管の描出を比較しています。
術前評価における有効性と今後の課題
調査の結果、UHFUSで同定したリンパ管は15部位すべてで術中にも確認されました。これに対し、HFUSで描出できたのは10部位(67%)でした。また、ICGリンパ管造影で線状パターンが認められなかった7部位においても、UHFUSではリンパ管を同定できました。
HFUSで描出できなかったリンパ管は描出できたリンパ管よりも径が有意に細く、UHFUSが細いリンパ管の描出に役立つことが示唆されたとしています。これらの結果から、UHFUSはLVAの術前評価や手術計画の検討に役立つ可能性があるとみられています。なお、今回の研究は6人・15部位を対象とした検討であるため、今後さらに症例を重ねた検証が必要とされています。
超高周波超音波画像診断装置の活用と受賞演題
銀座リプロ外科では、2026年2月から超高周波超音波画像診断装置「Sonosite LX(ソノサイト エルエックス)」を使用しています。超高周波プローブを用いて皮下のリンパ管や微細血管などを高精細に描出し、リンパ浮腫診療に活用しています。

受賞演題の概要は以下の通りです。
- 演題名:超高周波超音波によるリンパ管描出能の検討
- 演題番号:EP-2
- 発表者:鈴木悠史(銀座リプロ外科、慶應義塾大学医学部形成外科)
- 共同演者:秋田新介(銀座リプロ外科、千葉大学医学部附属病院形成美容外科)、佐久間恒(銀座リプロ外科、国際医療福祉大学市川総合病院形成外科)、永尾光一(銀座リプロ外科)
- 学会名:第10回日本リンパ浮腫治療学会学術総会
- 受賞名:最優秀演題賞

銀座リプロ外科の概要
銀座リプロ外科は、東京・銀座にある男性不妊治療およびリンパ浮腫治療を専門とする泌尿器科・形成外科クリニックです。院長の永尾光一医師は東邦大学医学部名誉教授であり、30年以上にわたり顕微鏡下手術(スーパーマイクロサージャリー)に携わってきました。
- 名称:医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科
- 所在地:東京都中央区銀座2-8-19 FPG Links GINZA 6F
- URL:https://ginzarepro.jp/woman/
本記事は医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科の発表をもとに作成しました。
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