つきじ治作が旧写真室を改装 新たなおもてなし空間 縁和 をオープン
長谷観光株式会社が運営する老舗料亭「つきじ治作」は、95周年プロジェクトの第2弾として、旧写真室を改装した新たなおもてなし空間「縁和(えにし)」をオープンしました。1931年の創業から受け継がれてきた美意識を反映し、宴の前後に過ごす時間を豊かに演出する迎賓空間として整備されました。つきじ治作のご宴席を予約した利用客を対象に提供されます。
写真スタジオから記憶が生まれる空間へ


「縁和(えにし)」が設けられた場所には、昭和の時代から続く写真スタジオが存在していました。結婚式での両家の集合写真をはじめ、お食い初めや七五三、成人式、還暦祝いといった人生の節目の記念写真を撮影してきた歴史があります。
しかし、婚礼や宴席、各種イベントの多様化に伴って記念写真を撮影する機会が減少したことから、単に集まりを記録に残す場所から、宴の前後の時間そのものが記憶に残る場所へと空間の役割が見直されました。2026年2月に発表された95周年プロジェクト第1弾の“もうひとつの治作の池”『澄池(すみいけ)』に続く取り組みとなります。
現代の茶屋をテーマにした空間設計と2つの光のアート
空間のデザインコンセプトは「現代の茶屋」と定められています。数寄屋様式を取り入れた内装には自然素材が生かされ、広縁の先に広がる池とのつながりを表現するために2つの光のアートワークが設置されました。

壁面照明である「水明かり/M I Z U A K A R I」は、左官職人の手仕事による波打つ壁に、水面の照り返しを思わせる光がなぞる演出で、部屋をやわらかな空気で包みます。円窓をあしらった「澪/M I O」では、和紙の明かりを背に2枚の木製スリットが静かに回転し、池を泳ぐ鯉の軌跡や水面のような揺らぎを表現しています。
空間設計やアートワークの制作には複数のクリエイターが携わっています。

- Architectural Design: Kentaro Yamazaki (Yamazaki Kentaro Design Workshop)
- Artwork: Yuki Anai (non-classic inc.)
- Artwork Construction: HAKUTEN
- Construction: Takumi Kikaku
- Produced by: Tsukiji JISAKU
広縁から望む日本庭園と池の景観
広縁の先には、約800坪の敷地に広がる日本庭園と、滝が流れ落ち150匹を超える鯉が泳ぐ池が広がっています。この広縁は、「縁和(えにし)」の延長としてのラウンジスペースや、庭園を背景にした小舞台としても利用できるようになっています。


初代店主である本多次作が大切にした、食を通じたもてなしの心や空間のしつらえへの志を受け継ぎながら、つきじ治作は100年目に向けて歩みを進めるとしています。
- 会社名: 長谷観光株式会社
- 住所: 〒104-0044 東京都中央区明石町14-19
- 電話: 03-3541-2391
- 営業時間: (平日)17:00~22:00(日祝)10:00~18:00 不定休
- 公式サイト: http://www.jisaku.co.jp/
本記事は長谷観光株式会社の発表をもとに作成しています。
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