リアルワールドなどが大手町でフィジカルAIロボットの手渡し・回収実証へ
リアルワールド株式会社(RLWRLD)は、三菱地所株式会社および一般社団法人TMIPと連携し、大手町仲通りでフィジカルAI基盤モデルを搭載したロボットの体験実証を実施します。日時は2026年10月15日(木)・16日(金)の2日間で、ロボットによる飲料の手渡しや空容器(ペットボトル)の回収が行われます。街の中で人とモノに関わりながら動くフィジカルAIの社会実装に向け、サービス提供のあり方を検証する取り組みです。
5本指ハンド対応モデル「RLDX-1」を活用した動作検証
今回の実証実験では、リアルワールド(RLWRLD)が自社開発した5本指ハンド対応ロボティクス基盤モデル「RLDX-1」で動くロボットが使用されます。同社は独自構築のマルチセンサーキャプチャーシステムなどを通じて視覚・触覚・動作制御を一体で学習させており、複雑な環境下でも人のように高度で柔軟な自動化動作を可能にしているとしています。
同社が取り組む技術は世界最先端(※)と位置づけられています。
※ 2026年5月公開、RLWRLD調べ。グローバルで代表的な公開ロボティクス基盤モデル(NVIDIA「GR00T」、Physical Intelligence「π0」等)を比較対象とし、公開ベンチマーク8種(「RoboCasa Kitchen」「GR-1 Tabletop」等)を用いたWeb・シミュレーション環境での比較評価検証を実施。RoboCasa Kitchenにて70.6点(VLAモデルとして初の70点超え)、GR-1 Tabletopにて58.7点(NVIDIA GR00T N1.6比+10.7%p)を記録し、対象全ベンチマークでの最高性能(SOTA)に基づく。


人手不足の深刻化に伴い、現実世界で高度な作業を担うフィジカルAIへの期待が高まる一方、本格普及には人や周囲環境の変動に対応した安全で安定的な動作の実証や、実利用環境に即した運用ノウハウの確立が不可欠とされています。
現在、新丸ビル内のスタートアップ拠点「EGG」に拠点を置くリアルワールドと三菱地所は、TMIPを通じて丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)における価値創出や、産業現場の変革につながる共創機会の創出を目指しています。今回の取り組みは、丸の内エリアのアセットを活用して複数企業の共創による実証実験を企画・推進する「まちまるごと実証実験by TMIP」の一環として実施されます。
大手町仲通りでの実証実験の実施内容
実証実験は、エリア一帯イベント「まちまるごと WELLNESS WEEKS 2026 Autumn」(会期:2026年10月14日(水)~21日(水))の会場内において、会期中の2日間限定で行われます。
- 実験名称:フィジカルAIロボットによる飲料の手渡し・空容器の回収の体験実証
- 実施場所:大手町仲通り
- 実証期間:2026年10月15日(木)・16日(金)
主な実証内容は以下の通りです。
- 飲料の手渡し体験:ロボットが飲料をつかみ、エリア就業者や来街者に手渡します。人との受け渡し動作を通じて、産業現場における物品の供給や作業支援などへの活用可能性を紹介します。
- 空容器の回収:エリア就業者や来街者がテーブル上の指定位置に置いた空容器を、ロボットがつかんで回収します。対象物をつかんで移動させる動作を通じて、物品回収やハンドリング作業への応用を検証します。
なお、体験内容は事前検証の結果などにより変更される場合があり、天候や機材の状況により実施内容の変更や中止となる場合があります。
取り組みに関わる各組織について
実証に関わる組織の概要は以下の通りです。
- リアルワールド株式会社(RLWRLD):実産業現場で収集した高精度マルチモーダルデータを基盤に、人間レベルの手指動作を実現するロボット基盤モデルを開発するPhysical AI企業。アメリカ本社(代表:リュ・ジュンヒ)と日本法人(東京都千代田区、代表:李フン)を構え、日本・韓国の主要製造企業および著名VCからシード投資を獲得しています。
- 一般社団法人TMIP:丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のイノベーション・エコシステム形成に向けてTokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)を運営。大企業とスタートアップ・官・学が連携するオープンイノベーションプラットフォームで、会員やパートナーを含めると400社を超える組織になります(https://www.tmip.jp/ja/ )。
本記事はリアルワールド株式会社の発表をもとに作成しました。
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