AIマネー大学、パオロ・マウロ氏の経済論文読書会を2026年10月12日に開催へ
東京都練馬区に本社を置くAIマネー大学株式会社は、パオロ・マウロ(Paolo Mauro)氏の論文「Corruption and Growth」をテーマにした論文読書会を開催する。パオロ・マウロ氏はクラリベイト引用栄誉賞に選出され、2026年ノーベル経済学賞の候補として注目されている研究者である。読書会の講師は同社コンサルタント兼学長を務める山中裕が担当し、2026年10月12日にオンラインで開催される。
汚職が投資や経済成長に及ぼす影響を実証した論文を検証
今回取り上げる論文「Corruption and Growth」は、パオロ・マウロ氏が1995年に『Quarterly Journal of Economics』誌で発表した研究である。汚職が経済成長を損なうのかという問いに対し、国際比較データを用いて検証を行った。
同論文では、民間の評価機関が作成した国別の制度指標を活用し、腐敗の程度と投資率・経済成長率の関係を多数の国を対象に分析している。その結果、所得水準や教育などの条件を考慮しても、腐敗が強いと評価される国ほど投資率が低く、経済成長も遅い傾向にあることが示された。また、腐敗を企業にとっての「予測できない費用」と位置づけ、民族言語的分断度を操作変数として用いる手法で因果関係に迫ったほか、官僚的な規制が多い国に絞っても負の関係が残ることを示し、「賄賂は手続きを早める潤滑油になる」という仮説を支持しない結果を報告している。
読書会では、汚職が企業の投資を減らす理由や、直接観察しにくい腐敗の数値化・国際比較の手法、「賄賂は潤滑油」仮説が支持されない背景について議論が行われる。さらに、海外進出先や新興国投資におけるカントリーリスク評価、投資先企業のガバナンス審査に研究の視点をどう活かすかといった実務的な論点も扱われる。
対象者には、投資家や経営者をはじめ、海外事業・新興国進出・コンプライアンスの担当者、金融機関のアナリスト、開発経済や公共政策に関心のある層、経済学を学ぶ学生・大学院生などが想定されている。当日は講師の山中裕が論文の要旨を日本語で解説するため、論文未読者も参加可能となっている。
読書会の開催概要
読書会の詳細は以下の通りである。

- テーマ:『Corruption and Growth』(著:パオロ・マウロ(Paolo Mauro))論文読書会
- シリーズ:2026年ノーベル経済学賞候補 論文読書会 クラリベイト引用栄誉賞編 第1回
- 講師:山中裕(AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長)
- 開催日:2026年10月12日(12時開始ノーベル経済学賞発表まで)
- 開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主催:AIマネー大学株式会社
- 申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに、件名へ「『Corruption and Growth』論文読書会参加希望」と明記して申し込む形式となっている。

本記事はAIマネー大学株式会社の発表をもとに作成されています。
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