奉優会が台湾の介護施設経営者ら7名を受け入れ 白金の森で人材育成など意見交換
社会福祉法人奉優会は、2026年10月5日(月)、台湾高齢産業創新発展協会(高創會)を通じて来日した台湾の介護施設経営者ら7名を、港区立特別養護老人ホーム白金の森に受け入れました。今回の訪問は、同法人における職員教育や人材定着、施設運営について学び、日台双方の実践や課題を共有したいという依頼を受け、港区高齢者支援課へ相談したうえで実施されました。当日は施設内の見学を行ったほか、人材育成や長く働き続けられる職場づくりについて意見交換が行われました。


台湾の介護関係者7名が白金の森を視察
台湾高齢産業創新発展協会は、高齢社会に対応するための政策やサービス、関連産業の発展を目的に、介護事業者をはじめとする産官学の関係者をつなぎ、台湾国内外との交流に取り組んでいる団体です。同協会から人材育成・定着の仕組みについて意見交換を行いたいとの依頼があり、港区立特別養護老人ホーム白金の森で見学と意見交換会が開かれました。



当日は施設内を案内し、特別養護老人ホームにおける生活環境や施設運営について紹介がなされました。港区立特別養護老人ホーム白金の森では、入居者一人ひとりの生活歴や価値観を尊重し、入居後もその人らしい暮らしを続けられる環境づくりを重視しています。見学では設備面だけでなく、入居者の生活を支える職員の役割や日々の運営体制についても共有されました。

人材育成や定着をテーマに意見交換
施設見学に続いて行われた意見交換会では、介護人材の育成や定着、職員教育、施設運営などをテーマに、奉優会と台湾側の参加者がそれぞれの取り組みや考え方を共有しました。日本と台湾で介護制度や施設の運営方法は異なるものの、持続的な介護サービスの提供に向けた課題について議論が交わされました。
奉優会では、職員が日々の実践を通じて専門性を高められる教育体制の整備や、職員同士が学び合える機会づくりに取り組んでいます。同法人は今回の交流を台湾の取り組みから学ぶ機会としても捉え、得られた知見を今後の実践に生かしていくとしています。また、今後も「Action by Glocalization(地球規模で考え、足元から行動する)」の理念のもと、国や地域を越えて得られた知見を日々の介護や職員育成へつなげていく方針です。
視察概要と各団体の概要
当日に実施された視察の概要および関係団体の情報は以下の通りです。
視察概要
- 実施日:2026年10月5日(月)
- 時間:14時30分~16時00分
- 会場:港区立特別養護老人ホーム白金の森
- 所在地:東京都港区白金台5-20-5
- 訪問者:台湾の介護施設経営者等 7名
- 依頼元:台湾高齢産業創新発展協会(高創會)
- 主な内容:施設見学、介護施設運営および人材育成・定着等に関する意見交換
関係団体概要
- 社会福祉法人奉優会:1999年設立。本部所在地は東京都世田谷区、理事長は香取 寛。東京都を中心に160以上の事業所を展開し、約3,000名の職員が在籍。
- 台湾高齢産業創新発展協会:2019年設立。高齢社会への対応に向け、介護・健康・住まい・テクノロジー・人材などに関わる幅広い関係者をつなぐ台湾の団体。
- 港区立特別養護老人ホーム白金の森:東京都港区白金台5-20-5に所在する高齢者福祉施設。
本記事は社会福祉法人奉優会の発表をもとに作成しました。
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