北九州高専がTrueCamera小池氏招き講義 起業やAI社会の課題解決学ぶ
北九州工業高等専門学校は2026年10月1日(木)、生産デザイン工学科 知能ロボットシステムコース3年生の専門科目「SIer基礎」において、株式会社TrueCamera代表取締役の小池氏を特別講師として招聘した。佐世保高専卒業生である同氏を迎え、実社会の課題解決に向けた起業家精神やスタートアップの思考法を学ぶ対話型講義とワークショップが行われた。
社会課題の解決とビジネスへの展開を講義

講義を担当した小池氏は、写真の真実性を証明するアプリ「TrueCamera」を手がけるスタートアップの起業家である。ディープフェイクやAI生成画像が問題視されるなか、技術によって信頼性を担保し社会課題を解決する取り組みが紹介された。小池氏は、身近な困りごとや社会問題の発見が大きなビジネスチャンスにつながる可能性があるという、起業の根底にある考え方を伝えた。

対話とグループワークで思考を深める
講義は座学にとどまらず、学生同士で日頃の悩みをヒアリングし合うグループワークや質疑応答を取り入れた対話形式で行われた。学生たちは課題が発生した背景や持続可能なビジネスとしての解決策について検討した。技術的なアプローチに加え、コスト感や簿記・収益性といった事業構造にも触れられ、技術を社会でどのように活かすかという視点を学んだ。
受講した学生の反応と学校の取り組み

参加した知能ロボットシステムコース3年の学生からは、高専を卒業して起業した先輩の話が刺激になり自身のキャリアに活かしたいという声や、技術で社会問題に貢献することの重要性を実感したといった感想が上がった。また、議論の時間を通じてアイデアを探す姿勢を実践したいとの意見も寄せられた。
北九州工業高等専門学校は、今後も先端技術を持つ起業家や産業界のリーダーとの連携を通じ、Society 5.0時代に向けた「開拓型エンジニア」の育成を推進していくとしている。

北九州工業高等専門学校の概要
北九州工業高等専門学校は1965年(昭和40年)に北九州市に設立された。平成27年に従来の5学科から「生産デザイン工学科」1学科5コース制に改組し、Society5.0時代に対応した人材育成を行っている。
- 学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 北九州工業高等専門学校
- 所在地:福岡県北九州市小倉南区志井五丁目20番1号
- 校長:片山 佳樹
- 設立:1965年
- 学校公式ウェブサイト:https://www.kct.ac.jp/
本記事は北九州工業高等専門学校の発表をもとに作成しました。
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