ANRIが東京都TOKYO SUTEAMに採択 研究開発型創業支援モデルを開始へ
独立系ベンチャーキャピタルのANRIは、東京都が推進する多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の令和8年度ディープテックコースにおいて、協定事業者に採択されました。
同社は本事業を通じて、グローバル水準の研究室シーズの発掘から、事業化判断、GAPファンド等への申請、経営人材の参画までを一気通貫で支援するカンパニークリエーションモデル「TOKYO SEED ENGINE」を開始します。
4段階で創業を支援する「TOKYO SEED ENGINE」
「TOKYO SEED ENGINE」は、大学などの研究室発のシーズから会社をつくるためのカンパニークリエーションモデルです。研究者に伴走する専任人材を段階ごとに配置し、4つのステージを通じて創業を支援します。
- シーズの発掘・スクリーニング:大学所属のシーズハンターが研究室シーズを発掘・評価
- 事業化判断(Go/No-Go):プロジェクトマネージャーと研究開発人材が研究者とともに事業仮説を検証し、シーズの事業化をステージゲート的に判断
- 助成金・GAPファンドへの申請:そのうち有望なプロジェクトについて、オリジネーター人材が公的資金の獲得を支援
- 経営人材の参画:CEO/CTO候補人材がプロジェクトに本格参画
本事業の概要は以下の通りです。
- 事業名:TOKYO SEED ENGINE
- 採択コース:TOKYO SUTEAM ディープテックコース(令和8年度)
- 協定期間:2026年10月〜2029年2月
- 事業費:最大3億円
- 対象:都内の大学・研究機関の研究者、経営人材候補
事業提案の背景
ANRIは2012年の設立以来、インターネット領域に加え、バイオ、素材、気候変動をはじめとしたディープテック領域の研究開発型スタートアップへの投資や支援を行ってきました。若手研究者向けの奨学金やグラントの運営、EIR(客員起業家)プログラム「Aurora」の運営などを通じて研究者と経営人材の接点づくりに取り組むなかで、シーズの発掘・育成の仕組みと人材を整える必要性を実感してきたとしています。
大学や研究機関に世界水準の研究成果がありながら、事業化判断や経営人材との出会いが偶然に左右されて起業に至らない、またはスモールビジネスに留まるケースがある課題に対し、仕組みによる解決を目指して本事業が提案されました。
東京都の「TOKYO SUTEAM」概要
「TOKYO SUTEAM」は、東京都による多様な主体によるスタートアップ支援展開事業です。「Global Innovation with STARTUPS」構想で掲げる「10x10x10(5年で、東京発ユニコーン数10倍、東京の起業数10倍、東京都の協働実践数10倍)」などの達成に向け、多彩なスタートアップ支援策の実施を後押ししています。
東京都と協働する「協定事業者」を募集・選定し、スタートアップや創業希望者などに対し、一般コースは約1年半、グローバル・ディープテックコースは約2年半にわたり支援を展開します。
- 公式サイト:https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/
- 採択事業:https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/selected-entities/2100/
ANRIの概要
ANRIは「圧倒的未来」をビジョンに掲げるベンチャーキャピタルです。2012年のANRI1号ファンド設立以来シードステージに特化した投資を行い、運用総額は約1,000億円、投資先は300社以上にのぼります。また、六本木ヒルズで約1,200㎡のインキュベーションオフィス「CIRCLE by ANRI」を運営しています。
- 社名:ANRI株式会社
- 代表者:佐俣アンリ
- 所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15F CIRCLE by ANRI
- 企業HP:https://anri.vc
本記事はANRI株式会社の発表をもとに作成されています。
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