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日本視覚障害者遠隔援護協会、全盲向けアプリ コエンゴの開発資金をCFで募集へ

一般社団法人日本視覚障害者遠隔援護協会は、スマートフォン支援アプリ「コエンゴ」の開発・普及に向け、CAMPFIREでクラウドファンディングを実施する。目標金額は150万円に設定されている。「コエンゴ」は、画面読み上げ機能を使った操作が難しい全盲のユーザーを主な対象としたAndroidアプリとなる。

本プロジェクトは、全盲の方のためのスマホアプリ「コエンゴ」で、ご本人とご家族にも安心を届けたい。の名称で実施される。募集期間は2026年10月6日~2026年11月20日で、CAMPFIREの専用ページ(https://camp-fire.jp/projects/979827/view)にて支援を受け付ける。目標金額は150万円を予定している。

開発の背景と操作の特徴

スマートフォンには画面内容を音声で伝える読み上げ機能があり、これを活用する全盲のユーザーがいる一方で、音声を聞きながらの操作に負担を感じ、電話発信時などに支援を要する人も存在する。コエンゴは、そうした人に向けて開発が進められている。

コエンゴでは、画面上を指でなぞると項目の名前が音声で案内され、使いたい項目を長押しすることで決定できる操作方法を採用している。登録した相手への電話など日常で使う機能を分かりやすく配置する方針で、登録相手からの着信時に名前を音声で知らせる機能などの開発や検証も進められている。音声案内を無理なく聞き取れるか、途中で迷わず操作できるかについて、視覚障害のある当事者とともに確認と改善を重ねていく。

遠隔援護との組み合わせと支援金の使途

一般社団法人日本視覚障害者遠隔援護協会は、離れた場所にいるサポーターが視覚情報を伝える「遠隔援護」に取り組んできた。コエンゴを通じて本人がスマートフォンで行える操作を増やすとともに、視覚的な確認が必要な場面では人による支援につなぐことを目指している。開発には株式会社リモートアシストが協力している。

目標金額150万円の使途の内訳は以下の通り予定されている。

  • アプリの開発・改修:約120万円
  • 視覚障害のある当事者による操作検証と調整:約5万円
  • 普及活動と相談体制の整備:約25万円

今後の展望と団体概要

今後は当事者による操作検証を通じて使いにくい点を把握し、音声案内や操作方法の改善を進め、画面読み上げ機能による操作が難しい人にもスマートフォンを使える選択肢を増やすことを目指すとしている。

  • 団体名称:一般社団法人日本視覚障害者遠隔援護協会
  • 代表者:代表理事 谷水明広
  • 活動内容:視覚障害者への遠隔援護、情報利用を支える取り組み

本記事は一般社団法人日本視覚障害者遠隔援護協会の発表をもとに作成。

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