万博のBLUE OCEAN DOMEがタイとフランスへ移設 サラヤ
サラヤ株式会社(本社:大阪、代表取締役社長:更家悠介)は、大阪・関西万博においてNPO法人ZERI JAPANが出展した「BLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャン・ドーム)」を、万博終了後にタイとフランスへ移設することを発表しました。ドームA・Bはタイ・バンコクの「アジアティーク・ザ・リバーフロント・デスティネーション」へ、ドームCはフランス・メスの「ポンピドー・センター-メス」へそれぞれ移設されます。
海洋課題の発信拠点として約112万人が来場
「BLUE OCEAN DOME」は、海洋プラスチック汚染や海洋資源の持続的な活用、海洋と気候変動といった地球規模の海洋課題をテーマに、サラヤ株式会社が推進する「BLUE OCEAN PROJECT」の一環として展開されたパビリオンです。建築プロデューサーを坂茂建築設計の坂 茂氏、総合プロデューサーを日本デザインセンターの原 研哉氏が務めました。


同パビリオンは、竹を用いたドームA、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用いたドームB、紙管を用いたドームCの3つで構成されました。ドームAでは「循環」をテーマに水が駆けめぐる様子をアートピースで表現し、ドームBでは「海洋」をテーマに高精細LEDスクリーンで海洋環境の現状を体感できる空間を提供、ドームCでは「叡智」をテーマに海に関わる企業や団体が情報発信を行いました。会期中には約112万人が来場しました。
万博終了後の各ドームの移設先および活用内容は次の通りです。
- ドームA・B
- 移設先:タイ・バンコク「アジアティーク・ザ・リバーフロント・デスティネーション」(アジアティーク・ザ・リバーフロント内)
- 活用内容:映画シリーズ「アバター」のアトラクションが繰り広げられるイベントスペースとして、2027年初頭に正式オープンする予定です。
- ドームC
- 移設先:フランス・メス「ポンピドー・センター-メス」
- 活用内容:2026年12月から9か月間ポンピドー・センター-メスで開催される坂 茂氏の展覧会の閉幕とともにオープンを予定しており、同美術館が運営する中学生向けアート・スクールの活動の場として活用される予定です。
移設先の一つである「ポンピドー・センター-メス」は、坂 茂氏とジャン・ド・ギャティンヌ氏の日仏共同設計による現代美術館です。
サラヤ株式会社は、海洋プラスチックごみや水産資源の乱獲、気候変動などの海洋課題解決に向けて2025年に「BLUE OCEAN PROJECT」を始動しました。単独の企業出展ではなくNPO法人ZERI JAPANを支援する形でパビリオンパートナーとして参画し、多様なステークホルダーとともに情報発信を行ってきました。
同社は「BLUE OCEAN DOME」で培ったネットワークや万博を通じて生まれたつながりを生かし、国内外の企業・団体・研究機関・自治体などとの共創を進め、ビジネスを通じた具体的なアクションを展開していくとしています。
本記事はサラヤ株式会社の発表をもとに作成しました。
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