Zenkenが九州半導体人材育成等コンソーシアムに参画 インド理系人材の育成支援へ
Zenken株式会社は2026年9月15日付で、九州経済産業局が事務局を務める九州半導体人材育成等コンソーシアムに参画した。九州地域で加速する半導体関連の設備投資を背景に、同社が持つインドの工科系大学との連携実績を生かした人材確保支援を行う。提携大学での教育段階から関与する仕組みなどを整え、半導体産業を担うインドの理系人材の輩出を目指す方針だ。
九州での投資拡大と人材確保の背景
九州地域では、2021年のTSMC子会社JASMの立地表明以降、中堅・中小企業を含めた半導体関連の設備投資が相次いでいる。九州経済産業局の調べによると、2026年6月末時点で251件、総額5兆6,616億円超の新規投資が計画されており、担い手となる人材の確保が大きな課題となっている。
日本の半導体産業基盤強化を目的に2022年3月に設立された九州半導体人材育成等コンソーシアムは、設立時の45機関から2026年6月末時点で178機関へと拡大した。産業界、教育機関、行政機関、金融機関などが参加し、人材の育成・確保、サプライチェーン強靱化、海外との産業交流促進を柱とした活動を展開している。
Zenkenは2018年に海外IT人材事業を開始して以降、インドの工科系大学54校と提携し、IT分野に加えて機械・電気電子・土木などのエンジニアを日本企業へ紹介してきた。
今回の参画に伴い、まずはコンソーシアム参加機関との連携を通じて九州の半導体関連企業が求める知識やスキルなどの人材ニーズを把握する。その上で、把握したニーズを提携先のインドの大学と共有し、教育段階から半導体分野の知識・スキル習得を支援する仕組みづくりを進める。単なる人材紹介にとどまらず、企業のニーズに沿った人材の育成から関与することで、現地で活躍できるインド理系人材の輩出を目指すとしている。
今後の展望
同社は、本コンソーシアムでの取り組みを通じて、九州の半導体関連企業の需要に合わせた海外人材の育成から紹介、入社後の定着までを一貫して支援するモデルの確立を目指す。将来的には得られた知見をもとに全国の半導体関連産業へと支援を広げ、日本の半導体産業を支える人材育成・確保に貢献していく考えを示している。
九州半導体人材育成等コンソーシアムの概要は以下の通り。
- 名称:九州半導体人材育成等コンソーシアム
- 設立:2022年3月29日
- 事務局:九州経済産業局
- 主な取り組み:半導体人材の育成・確保、サプライチェーンの強靱化、海外との産業交流促進 等
- URL:https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/electronics/electronics.html
Zenken株式会社の概要は以下の通り。
- 会社名:Zenken株式会社
- 代表者:代表取締役社長 林 順之亮
- 本社所在地:東京都港区麻布台 1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー22F
- 創業:1975年(昭和50年)5月2日
- 設立:1978年(昭和53年)7月14日
- 資本金:439,950千円(2026年6月30日現在)
- 上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:7371)
- オフィシャルHP:https://www.zenken.co.jp/
同社は海外エンジニア採用支援サービス「Yaaay Freshers」を展開しており、これまでに260社以上との取引実績、のべ600名以上の紹介実績を持つ。
本記事はZenken株式会社の発表をもとに作成。
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