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ソアーとOPERA Solutions、高性能バリア膜技術でフレキシブル有機EL等を試作

サクサグループで有機ELデバイスの開発・製造受託サービスを提供する株式会社ソアーは、OPERA Solutions株式会社と共同で、高性能バリア膜技術の実用化に向けた試作を行いました。ソアー独自の膜封止技術と同社が有する知見を組み合わせ、フレキシブル有機ELおよびペロブスカイト太陽電池向けの試作品を製作したとしています。

開発の背景と課題

有機ELディスプレイやペロブスカイト太陽電池、ウェアラブルデバイスなどの分野では、軽量化や薄型化、フレキシブル化への要求が高まっています。

これらのデバイスは水分や酸素の影響を受けやすく、性能劣化や寿命低下の要因となるため、高性能なバリア膜による保護が不可欠とされています。特にフレキシブルデバイスにおいては、優れた耐湿性に加えて屈曲性との両立が求められており、高性能バリア技術の確立が重要な課題となっていました。

高い耐湿性能の実証と次世代デバイスへの展開

今回、ソアーが培ってきた独自の膜封止技術とOPERA Solutions社が有する有機エレクトロニクス分野の知見を融合し、高性能バリア膜を形成するとともに、フレキシブルOLEDおよびペロブスカイト太陽電池向け試作品を製作しました。

形成したバリア膜についてCa腐食法による性能測定を実施したところ、水蒸気透過率(WVTR)10-5g/m2/dayレベルを確認し、水蒸気をほとんど通さない優れた耐湿性能を実証したとしています。また、本バリア膜を適用した試作品の製作を通じて、有機ELやペロブスカイト太陽電池をはじめとする次世代デバイスへの展開可能性を確認したとのことです。

両社の共同検討と今後の取り組み

両社は2025年4月に締結したコンサルティング業務委託契約を契機に、ソアーの製造技術とOPERA Solutions社が持つ先端知見を融合しながら共同検討を進めてきました。

今回の試作成果を踏まえ、今後も両社は連携を深め、有機エレクトロニクスデバイスの製品開発と新たな価値創出を加速していく方針です。

試作品の出展情報

本試作品は、OPERA Solutions社と共同研究している山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター(INOEL)フレキシブルエレクトロニクス部門のブースに展示されます。

  • 日時:2026年10月13日(火)~16日(金)10:00~17:00
  • 場所:CEATEC 2026@幕張メッセ(INOELブース Hall 4 小間番号:4H418)
  • 主催:一般社団法人電子情報技術産業協会
  • 公式サイト:https://www.ceatec.com/ja/

関連企業概要

  • 株式会社ソアー
  • 代表者:代表取締役会長 社長執行役員 八巻 雅敏
  • 設立:2022年1月14日
  • 所在地:〒992-1128 山形県米沢市八幡原四丁目3146-7
  • 事業内容:開発・製造受託サービス(ODM/EMS)の提供ならびに有機ELデバイス(ディスプレイ/特殊光源等)の開発・製造・販売
  • 認証取得:ISO 9001 / ISO 14001 / ISO 13485
  • URL:https://www.soar-tech.co.jp/
  • サクサ株式会社
  • 代表者:代表取締役 社長執行役員 齋藤 政利
  • 設立:2004年2月2日
  • 所在地:〒108-8050 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル
  • 事業内容:IT機器・通信ネットワーク、AI、IoT、クラウドサービスなどの商品・サービス・サポートの提供
  • URL:https://www.saxa.co.jp/
  • OPERA Solutions株式会社
  • 公式Webサイト:https://www.opera-solutions.com/

本記事は株式会社ソアーの発表をもとに作成されています。

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