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ChatGPTのクリニック回答を分析 回答の99%で地図と医院名を表示 Mayui調査

株式会社Mayuiは、ChatGPTがクリニック探しの質問にどう答えているかを調べた「クリニックAI可視性調査」の結果を公表した。一般ユーザーが利用するブラウザ版ChatGPTと同等の回答画面を対象に、19診療科・6都市・6種類の聞き方から得た合計5,460件の回答を分析した。その結果、回答の99%でGoogleビジネスプロフィールの情報をもとにした地図と医院名が表示されるなど、AI上での見え方の実態が明らかになった。

質問内容で変わる引用元と地図表示の特徴

調査によると、ChatGPTにクリニックについて質問した際、回答文に添えられる外部ページへのリンクである「引用」と、Googleビジネスプロフィールの情報をもとに表示される「地図と医院名」の2種類の情報が確認された。「地図と医院名」は5,460件の回答の99%に表示されており、1回答あたり平均4.8院の名前が挙がっていた。

また、ChatGPTが回答文の中で引用するサイトは、患者の聞き方によって大きく変化することが分かった。料金について聞かれた回答では96%でクリニックの公式サイトが引用された一方、「評判」について聞かれた回答では公式サイトの引用割合が31%まで低下し、口コミサイト・比較サイトが76%の回答で引用された。「おすすめ」の質問でも公式サイトは45%、口コミ・比較サイトは69%となっている。

検索でヒットしたページの引用率は2〜3割

ChatGPTが回答作成の過程でウェブ検索を行って見つけたページと、実際の回答で引用されたページを突き合わせたところ、回答で引用された割合は聞き方によって16.6%〜30.5%にとどまった。検索で見つかることと、実際の回答で引用されることは別であることが示されている。

さらに、引用を1つも示さず地図の医院名だけでおすすめが構成された回答の割合は、診療科によって差が見られた。歯科一般・保険で7.9%、医療脱毛で7.0%、審美歯科で7.0%だったのに対し、産婦人科、在宅医療、自費婦人科では0.0%だった。

上位サイトの競合状況と対策のポイント

診療科とエリアの組み合わせ108通り(産婦人科・精神科/心療内科・在宅医療は金沢市と高松市での質問を作成していないため)において、最も多く引用されたサイトと2番目のサイトの割合の差を調べたところ、差が10ポイント未満だった組み合わせが51通り(47%)存在した。大手比較サイト同士が競り合っているケースが多く、引用先が固定化されていない領域もあることが確認されている。

株式会社Mayuiの代表取締役である鈴木淑雅氏は、ホームページの情報整備やGoogleビジネスプロフィールの運用など従来取り組んできた施策の重要性に触れつつ、まずは自院がAI上でどう見えているかを確認し、優先順位を整理することが重要であるとしている。

調査概要と会社情報

  • 調査名:クリニックAI可視性調査
  • 調査主体:株式会社Mayui
  • 調査時期:2026年7月(同一期間内に取得)
  • 対象:ChatGPT(ブラウザ版・ウェブ検索あり)の回答
  • 取得方法:DataForSEO社の「ChatGPT LLM Scraper」を利用し、ブラウザ版ChatGPTと同等の回答画面を取得
  • 設計:19診療科・6都市(新宿区・大阪市北区・札幌市中央区・福岡市中央区・金沢市・高松市)・6種類の聞き方から546パターンの質問を作成し、各10回取得(合計5,460回答)
  • 分析対象:回答5,460件/引用15,441件(回答×サイト単位)

株式会社Mayuiの概要は以下の通り。

  • 社名:株式会社Mayui
  • 所在地:神奈川県秦野市春日町5-33
  • 代表者:代表取締役 鈴木 淑雅
  • 事業内容:クリニック・医療機関向けのホームページ集客/AI検索対策の支援、コンテンツ制作、AIにどう扱われているかの分析・モニタリング 等
  • URL:https://mayui.co.jp/

本記事は株式会社Mayuiの発表をもとに作成されています。

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