リスキル、求職者等に対するハラスメント対策研修の提供を開始へ
株式会社リスキルは、採用活動に関わる全従業員を対象とした「求職者等に対するハラスメント対策研修」の提供を開始します。面接や会社説明会などの採用場面で発生し得るハラスメントの構造を理解し、適切な言動と相談対応を習得するプログラムです。求職者との立場差による認識のズレを防ぎ、組織の採用におけるコンプライアンス意識向上と健全な選考活動の実施を支援するとしています。
研修提供の背景と採用現場の課題
近年、就職活動やインターンシップなどの採用場面において、求職者に対する不適切な言動やハラスメントが社会的な問題となっています。採用側と求職者の間には構造的な立場差が存在し、求職者は断りにくい立場にあるため、採用担当者の意図しない発言が圧迫感や不快感を与える場合があります。
面接での不適切な質問や不配慮な対応は、求職者本人の尊厳を傷つけるリスクだけでなく、企業の社会的信用や採用力の低下を招くおそれもあります。こうした背景から、選考に関わるすべての社員が適切な知識を持ち、行動基準をそろえる取り組みが求められています。
研修の対象と3つの特徴
本研修は、若手社員、中堅社員、管理職を含む、採用活動に関わる全従業員を受講対象としています。採用場面における力関係とハラスメント発生の構造を理解することに加え、面接で避けるべき質問項目と業務遂行能力を確認するための適切な質問方法の把握、相談を受けた際の初期対応から事実確認、再発防止策までの実務手順習得を目的としています。
研修の特徴として、以下の3点が挙げられています。
- 採用の場の力関係から生じるハラスメントの構造を理解する:求職者が拒否しにくい立場にある点や、発言の意図と受け止め方のズレを解説し、立場差を認識した上で選考に臨む姿勢を構築します。
- 面接で避けるべき質問と職務に沿った聞き方を把握する:出身地、家族関係、個人的な信条などに関する質問の不適切さを整理し、具体的な事例を用いたケーススタディにより適切な言い換え方法を習得します。
- 相談時の初期対応から再発防止までの流れを習得する:万が一の発生時に備えて事実確認の進め方や記録の残し方を整理し、プライバシー保護や不利益取扱いの禁止を含め、適切な事後対応手順を確認します。
研修カリキュラムの構成
研修カリキュラム(一部抜粋)の内容は以下の通りです。

- 求職者等に対するハラスメントの基礎理解
- オープニングワーク:採用活動で気をつけていること
- 求職者等に対するハラスメントの定義と法的背景
- 発生の構造(力関係と認識のズレ)および組織への影響
- 採用活動での不適切な言動
- ワーク:採用活動での不適切な言動の抽出
- 面接で避けるべき質問(環境、家族、信条、容姿など)
- 適切な質問の仕方(職務遂行能力や志望動機の確認)
- ケーススタディ:面接での質問の問題点発見と改善
- 問題発生時の対応
- ワーク:相談を受けた際の対応ステップの検討
- 相談を受けた際の基本姿勢と正確な事実確認・記録
- プライバシー保護、不利益取扱いの禁止、再発防止策の策定
株式会社リスキルについて
株式会社リスキルは、企業の人材育成や組織課題解決に向けた多様な研修プログラムを企画・提供しています。ビジネス研修において料金一律の明瞭な体系を採用しており、各企業の課題に応じたコンテンツのカスタマイズにも柔軟に対応しながら実践的な人材育成を支援するとしています。
本記事は株式会社リスキルの発表(2026年10月時点)をもとに作成されています。
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