電子コミック利用は無料派が約6割 紙マンガ併読も約6割に オリコン調査
オリコン株式会社のグループ会社である株式会社oricon MEは、電子コミックサービス利用者を対象とした満足度調査とともに、利用実態データを発表しました。調査結果によると、電子コミックの利用方法は「無料で読んでいる」が約6割を占めた一方、利用者の約6割が紙のマンガも読んでいる実態が明らかになりました。
無料利用が約6割 年代が上がるにつれ有料利用が増加
電子コミックサービスでマンガ・コミックを読む際の主な利用方法について聞いたところ、「無料で読んでいる」が59.3%、「有料で読んでいる」は40.7%となりました。
年代別では、10・20代の有料利用率が29.1%であるのに対し、40代・50代以上では46.3%と半数近くに達し、若年層との差は17.2ptとなりました。全体では無料利用が主流であるものの、年代が上がるにつれて有料で読む人の割合が高まる傾向がみられます。
また、過去1年以内の電子コミック購入・課金の月平均頻度は、「数ヶ月に1回程度」が26.1%で最も高く、次いで「月に1回程度」が20.9%、「月に2~3回程度」が16.3%となりました。



電子コミックを無料で読む際の利用方法では、「待てば無料」などのチャージ・チケット利用が67.6%で最多となりました。次いで「毎週・毎日の『無料連載』枠の閲覧」が55.3%、「期間限定の1巻~複数巻まるごと無料キャンペーン」が50.6%、「動画広告の視聴による無料閲覧」が47.9%、「ログインボーナスや条件達成などで貯めたポイント利用」が40.6%と続いています。

基本無料で利用するユーザーが購入・課金をしたきっかけについては、「試し読みや無料公開分を読み、物語の続きが気になったから」が68.9%で最多となりました。そのほか、「割引クーポンやポイント還元キャンペーン等、お得に購入できたから」が31.6%、「シリーズ作品を一気読み、あるいは全巻読破したかったから」が30.7%となっています。

電子利用者の約6割が紙も閲読 作品との接点には年代差

紙のマンガ(単行本・マンガ雑誌など)をどの程度読んでいるかについては、「ときどき読む」が41.2%、「よく読む」が17.3%となり、電子コミック利用者の計58.5%が紙のマンガも読んでいることがわかりました。「あまり読まない」は25.5%、「まったく読まない」は15.9%でした。

読んだことのない作品を読んでみたいと思ったきっかけは、「期間限定無料や『試し読み増量』などのキャンペーン」が48.7%、「アニメ化・実写化(ドラマ・映画)などのメディア展開」が48.6%で上位となりました。年代別にみると、10・20代では「アニメ化・実写化(ドラマ・映画)などのメディア展開」が50.8%、「SNS上の広告」が49.1%と高調でした。一方、40代や50代以上では「電子コミックアプリ内のランキング、おすすめ、プッシュ通知など」が3割台後半となり、作品との出会い方に世代ごとの違いがみられます。

調査概要
- 調査名:2026年 オリコン顧客満足度®調査 電子コミックサービス 利用実態データ
- 発表日:2026/10/01
- 調査主体:株式会社oricon ME
- 調査方法:インターネット調査
- サンプル数:8,668人(総合型 6,308人と出版社 2,360人の合計)
- 調査期間:2026/05/22~2026/06/19
- 調査対象者:15~79歳の全国の男女で、電子コミックを週に1回以上閲覧している人(試し読みは対象外)
- URL:https://life.oricon.co.jp/rank-manga-apps/
本記事は株式会社oricon MEの発表をもとに作成しました。
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