STARTBAR PがJIO登録 国内の新築や公共など全屋根工事で使用可能に
一般社団法人 いい屋根屋社中は、イタリア・テゴラ(Tegola)社製の改質アスファルトルーフィング「 STARTBAR P 」がJIO(日本住宅保証検査機構)のデータベースに登録されたと発表しました。これにより、国内の新築や公共物件を含むすべての屋根工事で使用が可能になりました。同法人は1本からの製品提供を開始しています。

一般的な製品の約半分の重さで現場負担を軽減
STARTBAR P は、1本あたりの働き寸法が27㎡の大容量でありながら、総重量は13.5kgに抑えられています。日本の一般的な改質アスファルトルーフィングと比較して約半分の重さとなっており、高所への荷揚げや屋根上での運搬作業における身体的負担を緩和します。
また、1巻あたりの施工面積が広く軽量なため、現場での持ち替え回数を減らし、運搬コストの削減にもつながるとしています。取り回しの良さにより、強風時や急勾配の屋根上における転倒・滑落リスクの低減も図られます。
欧州規格への準拠と国内試験による防水性の実証
本製品は、強靭なポリエステル不織布基材にエラストマー改質アスファルト(SBS系)をコーティングし、表面をポリプロピレン不織布で保護した下葺材です。EUの建築製品規則(EN13859-1)に適合し、日本のJIS規格値を大幅に上回る機械的強度を備えています。なお、低温柔軟性の試験条件について、EU規格は−15℃、JIS規格は極寒冷地向けのJIS II類(−20℃)となっています。

さらに、国内の公的機関である一般財団法人 建材試験センターにて「改質アスファルトルーフィングの釘穴シーリング性試験(第26A1535号)」を実施しました。日本防水材料協会規格(ARK 04S-04:2018)に準拠し、現場で標準的なリング釘(φ3.2mm×32mm)およびステープル釘(1010J)を用いた検証において、すべての試験体で「漏水なし」の結果を得ています。

中東情勢に左右されない調達ルートを確立

国内のアスファルト製屋根資材は原材料の多くを中東からの原油供給に依存しており、地政学的リスクによる供給制限の懸念を抱えています。これに対し、一般社団法人 いい屋根屋社中は事業継続計画(BCP)戦略として本製品の共同購入を行いました。
調達にあたっては、テゴラ社のロシア工場から鉄道(ロシア〜韓国)および海上輸送(韓国〜日本)を経由する独自ルートを開拓し、中東を経由しない物流網によって安定供給体制の構築を図っています。
製品仕様と法人概要
工務店や設計士が建築確認および瑕疵保険審査の提出書類に記載する際は、「屋根下葺材:改質アスファルトルーフィング(アスファルトルーフィング940同等以上、商品名:Tegola Canadese STARTBAR P)」と明記することで円滑に承認が得られるとしています。
製品仕様および法人の概要は以下の通りです。
- 製品名: STARTBAR P
- 1巻のサイズ: 30m x 1m
- 働き寸法: 27㎡
- 重さ: 13.5kg
- 発注単位: 1本から
一般社団法人 いい屋根屋社中
- 代表理事: 石川 弘樹
- 住所: 東京都品川区荏原2-2-3
- 電話: 03-3785-1616
- メール: hiroki@iiyaneya.com
- 公式サイト: https://iiyaneya.com/
本記事は一般社団法人 いい屋根屋社中の発表をもとに作成しました。
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