国際産業AI会議IIAC 2026が2026年10月に東京で開催へ
Industrial AI Federation(IAF)は共催者のAitomaticとともに、第5回となる国際産業AIカンファレンス「International Industrial AI Conference(IIAC 2026)」を2026年10月13日に東京・神谷町トラストタワーで開催します。「産業AI主権(Industrial AI Sovereignty)」をテーマに掲げ、企業が自社のデータやプロセスのノウハウ、蓄積された専門知識のコントロールを保持しながらAIを導入していく方法を検証します。
世界の研究・産業・政策リーダーが集結
本カンファレンスには、AitomaticのCEOクリストファー・グエン氏、チューリング賞受賞者でAMI Labs創業者兼会長のヤン・ルカン氏、ハネウェル President & CTOのスレシュ・ベンカタラヤル氏、NEC 取締役 代表執行役社長 兼 CEOの森田隆之氏が登壇します。
さらに、デジタル副大臣兼内閣府副大臣の塩崎彰久氏がAI研究、産業応用、公共政策をつなぐプログラムに参加するほか、IBM、経済産業省、JSR、東京エレクトロン、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、パナソニック、ルネサス エレクトロニクス、古野電気、NVIDIA、クアルコム、MediaTekの経営幹部や代表者も参加する予定です。IAFの日本戦略パートナーであるWaveland Groupが本カンファレンスを支援しています。
製造業の知見継承やフィジカルAIを議論
当日は、AI AllianceのProject Tapestryチーフアーキテクトも務めるAitomaticのクリストファー・グエン博士が「産業を動かす知能を所有するのは誰か?(Who Will Own the Intelligence That Runs Industry?)」と題したオープニング基調講演を行います。続いて、ヤン・ルカン氏が世界モデルとその産業AIへの示唆について、ハネウェルのスレシュ・ベンカタラヤル氏が産業オートノミー(自律化)の要件について講演します。また、グエン博士とIBMのアンソニー・アナンツィアータ氏は、Project Tapestryに関するディスカッションを主催し、日本の産業AIにおける優先課題をテーマとしたクロージングセッションを共同で進行します。
プログラム内では、経験豊富なエンジニアの退職が進む日本の製造業が直面する知見継承の課題を取り上げます。JSRにおける素材開発や東京エレクトロンにおける半導体製造装置の知見と結びつけて議論するほか、CTCが工場向けAIエージェントによるエンジニアリング・ノウハウの継承と運用上の意思決定支援について掘り下げます。あわせて、ルネサス エレクトロニクスと経済産業省が産業用コンピューティングの要件と日本のフィジカルAI政策について取り上げます。
開催に際し、クリストファー・グエン博士は「日本は、産業大国としての強みをAIと組み合わせ、次なる産業の時代へと踏み出そうとしています」とコメントしています。また、IBM AIオープンイノベーション担当ディレクター兼AI Alliance議長のアンソニー・アナンツィアータ氏は、日本で築かれてきた産業知がソブリンAI能力を支える理想的な基盤になると指摘し、Waveland Group 創業者兼CEOの波多野愛奈氏は、日本のものづくり技術と現場データが産業AIで世界をリードする鍵になると述べています。
開催概要
1日間・シングルトラックで開催され、セッションは英語で行われます(日英同時通訳が提供されます)。プログラムの詳細や参加登録は公式サイトで案内されており、日本在住者向けにはコード”TOKYO”を利用した特別料金(IAF提供、先着50名様限定)も用意されています。
- 名称:Industrial AI Conference 2026
- 日時:2026年10月13日(火)
- 会場:神谷町トラストタワー(東京都港区)
- 主催:Industrial AI Federation/Aitomatic
- フィーチャースポンサー:AI Alliance(IBM、Aitomatic、Meta主導)/パナソニック/ハネウェル/CTC
- 日本戦略パートナー:Waveland Group Inc.
- 公式サイト:https://iiac.events/
本記事はIndustrial AI FederationおよびAitomaticの発表をもとに作成しました。
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