顧客開拓の壁を破る – valvixが導く戦略的Webサイト活用術【株式会社valvix 第2回】
2024年2月に創業した株式会社valvixは、Webを軸とした戦略的なコンサルティングで企業の成長を支援している。今回、代表の高橋徹氏に、同社が掲げるミッションと目指すべき企業像について話を伺った。(第1回/全2回)
2024年2月に創業した株式会社valvixは、Webを軸とした戦略的なコンサルティングで企業の成長を支援している。今回、代表の高橋氏に話を伺い、企業における戦略設計の重要性と、同社の独自のアプローチについて詳しく聞いた。
企業のWebサイトを生かし切る方法
代表の高橋氏によると、企業の売上が上がらない要因の多くは、新規の顧客開拓が思うようにいかないことだという。特に、Webサイトを単なる「名刺」としか捉えていない企業は多く、売上や顧客の獲得を生み出すツールとして活用できていないことが大きな課題だと指摘する。
Web制作会社の“点”の支援が生む悲劇
従来のWeb制作会社は、ホームページを作ることが目的となっており、「点」の支援しかできていない傾向にあり、広報やマーケティング、営業活動との連携が不十分なケースが多いそうだ。そのため、企業全体の戦略と結びついておらず、効果的な施策として活用できていないと指摘する。
デザインだけでは不十分
Web制作会社に依頼する多くの企業が、Webサイトのデザインにばかり注目しがちなことも問題となる。Webサイトのデザインが良し悪しを最も判断しやすい指標となるからだ。しかし、高橋氏は「デザインは個々の好みが強く、どれだけデザインが良くても見てもらえなければ意味がない」と指摘する。「見栄えの良さ」よりも「Webサイトをどう活用するか」という活用方法が重要だからだ。そのためにvalvixでは、顧客が「どういう会社か」「どういうサービスをしているか」といった、支援する企業とのヒアリングや独自のリサーチに多くの時間を費やす。
ユーザー視点の重要性
重要なのはWebサイトを見に来たユーザーで、利用者の視点が最重要であると高橋氏は言う。例えば、顧客から掲げたいとオーダーされたコピー(「地域最安値」「関東最大」など、目をひくワード)のファクト調査はもちろん、競合調査なども合わせて行うことで、顧客の企業が向かうべき全体の戦略が見えてくるのだという。
徹底的な事前リサーチ
同社が顧客の企業やサービスなどの事前リサーチに時間を使うのは、顧客の社内でも気づいていない魅力や競合との差別化を把握するため。自社分析はできても他社と比較した際に自社の魅力を感じてもらえる提案をするためだという。
戦略立案から実行まで一貫した包括的なサポート
valvixの強みは、戦略立案から実行まで一貫してサポートできる点にある。顧客の目線に立ち、全体を見渡した戦略設計から実行までを支援することで、企業が抱える課題の解決や売上の向上を目指す。
第3回では、valvixが実践する「伴走型コンサルティング」について話を聞く。
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