太陽石油がJFEシステムズのDataDelivery(R)クラウドを導入
JFEシステムズ株式会社は、太陽石油株式会社がデータ保存サービス「DataDelivery(R)クラウド」を導入したと発表した。新ERPへの移行に伴う旧システムの会計データ保管や帳票閲覧の課題解決を目的に採用された。導入により過去10年分の会計データがアーカイブされ、保守費用などの年間コストが約50%削減されている。
導入の背景と選定の経緯
総合エネルギー企業である太陽石油株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 堯大)は、SAP環境で管理していた会計データの長期保存に加え、新ERP移行後の旧システムにおける会計帳票の閲覧やデータ保管に関する課題解決を目的にツールの導入を検討した。
システムおよびベンダーの選定にあたっては、以下の点が重要な要件とされた。
- SAPのカスタマイズデータの移行を含めて対応可能であること
- SaaS型サービスであること
- 電子帳簿保存法に対応していること
一般的に対応が難しいとされるSAPのカスタマイズデータ移行について、JFEシステムズ株式会社(東証スタンダード市場:4832、本社:東京都港区、代表取締役社長:大木 哲夫)が提供するSIDEROS(R)テンプレート「SIDEROS(R) Query Data Download OPTION for SAP S/4HANA(R)」を活用した移行方式を提案し、実現性を明確に示した点が高く評価され、採用に至った。
導入の効果
DataDelivery(R)クラウドの導入により、仕訳帳・総勘定元帳それぞれ1,000万件を含む会計データについて、過去10年分のアーカイブが実現した。これにより、旧会計データの保管にかかる保守費用や更新費用などの年間コストは約50%削減されている。
さらに、高速な検索・表示・ダウンロードによってデータ閲覧時間が従来の10分の1に短縮され、業務効率の向上にも貢献しているという。
提供システムと両社の概要
DataDelivery(R)クラウドは、電子帳簿保存法の法要件に対応し、企業の帳簿、取引明細、証憑などをクラウド環境で長期保存・管理するデータ保存サービスである。公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)から5つの領域(帳簿、スキャナ保存、電子取引、書類、デジタルシームレス)のJIIMA認証を取得している。また、データ移行を支援した「SIDEROS(R) Query Data Download OPTION for SAP S/4HANA(R)」は、SAP S/4HANA(R)およびECCから業務データを正確に抽出するオプションである。
- 太陽石油株式会社:石油の輸入から石油製品・石油化学製品の製造・販売までを一貫して手掛ける総合エネルギー企業。愛媛県に四国唯一の製油所を有し、西日本を中心に「SOLATO(ソラト)」ブランドのサービスステーションを展開している。
- JFEシステムズ株式会社:鉄鋼業界におけるシステム構築・運用で培った技術力を活かし、システムインテグレーションやERPソリューションなどを提供している。
本記事はJFEシステムズ株式会社の発表をもとに作成。
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