パナソニック インダストリー、小型光電センサEX-M160シリーズを発売
パナソニック インダストリー株式会社は、独自の光学設計技術と高精度な実装技術を生かした「EX-M160シリーズ」の発売を2026年9月より開始した。本製品は、背景の影響を抑えた安定検出と高いコストパフォーマンスの両立を図った小型光電センサである。バイオメディカル機器や半導体製造装置などの産業機器市場における小型化や開発期間短縮といったニーズへの対応を目指している。
背景影響を抑えた検出性能と業界最長の検出距離

限定反射型センサは、投光軸と受光軸が交差する範囲のみを検出することで背景の影響を受けにくく、ワークの色や表面状態の違いに左右されずに狙った対象を検出できる特徴を持つ。
EX-M160シリーズは、レンズと素子配置を最適化したことで、既存の小型光電センサの限定反射型製品と比べて背景物体の誤検知を抑えた安定検出を実現している。さらに、5 V電源電圧対応のFA用限定反射型センサにおいて業界最長となる検出距離16 mm(※1)を達成した。加えて、従来比約180%(※2)の投光パワーを備え、低反射率ワークや黒色樹脂などの検出が難しい対象に対しても安定した検出が可能となっている。

※1 5 V電源電圧対応のFA用限定反射型センサの検出距離において(2026年8月時点、当社調べ) ※2 当社限定反射型マイクロフォトセンサ PM2シリーズとの比較にて
設計工数の削減と施工性・保守性の向上

電源電圧はDC5 V~24 Vに対応し、ヘッド形状によって検出距離の異なる3機種がラインアップされている。1機種で入光時ONと非入光時ONの2出力を装備しており、設計工数の削減につながる構成となっている。
配線面では、ケーブルタイプに加えて市販の圧着コネクタを使用できるコネクタタイプを用意した。また、全機種に3つの保護回路を標準搭載することで、施工性と保守性の向上や配線時の故障リスク低減を図っている。
主な用途と製品仕様
本製品の想定アプリケーションとして、チップトレーの端面検出、基板の有無検出、試験管ホルダーの検出、折り機の印刷物検出、コンデンサのリード検出などが挙げられている。
主な仕様は以下の通り。
- 検出方式: 限定反射型
- 検出距離: EX-M161□(-C1):2.5~8 mm(中心5 mm) / EX-M162□(-C1):2~5 mm(中心3 mm) / EX-M163□(-C1):6~16 mm(中心10 mm) ※検出距離は白色無光沢紙(□15 mm)による値
- 電源電圧: 5~24 V DC ±10%
- 出力: NPN/PNPトランジスタ・オープンコレクタ2出力(出力1:入光時ON、出力2:非入光時ON)
- 応答時間: 0.8 ms以下
- 取付形状: ヘッドON/フラットON/Lタイプ
- 接続方式: コネクタタイプ/ケーブルタイプ
- 適合規格・認証: CEマーキング(EMC指令、RoHS指令)、UL/c-ULレコグニション認証
製品や問い合わせに関するURLは以下の通り。
- お問い合わせ先: https://ac-blog.panasonic.co.jp/ja/fasys/cta-inquiry1
- パナソニック インダストリー株式会社: https://www.panasonic.com/jp/industry.html
- 製品の詳細情報: https://industry.panasonic.com/jp/ja/products/fasys/sensor/photoelectric/ex-m160
本記事はパナソニック インダストリー株式会社の発表をもとに作成されています。
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