アンケート調査。子どものプログラミング教育、親の意識は?

株式会社しんげんが運営する主婦向け情報メディア「SHUFUFU」は、子どものプログラミング教育についてのアンケート調査を行い、その結果を公表した。調査はインターネット上で行われ、対象者は現在、幼児から小学生の子どもがいる男女190人だった。

調査の結果、子どもの将来のためにプログラミング教育が必要だと思うかという問いに対し、「必要」と答えた人が61.1%と最も多かった。次いで「どちらでもない」が32.6%、「必要ない」が6.3%となった。この結果から、プログラミング教育を必要と考える人が、必要ないと考える人の約10倍であることがわかった。

一方、現在子どもがプログラミングに関連した活動を行っているかという問いに対しては、「何もしていない」と答えた人が60%と最も多かった。次いで「キーボードのタイピング」が20%となった。これらの結果から、親がプログラミング教育の必要性を感じていても、実際に子どもが何かを行っている人は半分未満であることがわかった。

また、プログラミングの習い事についてどう思うかという問いに対しては、「本人が希望すれば習わせたい」と答えた人が48.9%と最も多かった。次いで「習わせてないが習わせる興味あり」が14.2%となった。これらの結果から、プログラミングを習わせることに対して肯定的な意見が多数派であることがわかった。

以上の結果から、親たちは子どもの将来のためにプログラミング教育が必要だと考えている一方で、実際に子どもがプログラミングに関連した活動を行っている人はまだ少ないことがわかった。また、プログラミングの習い事については、子どもが希望すれば習わせたいと考えている親が多いことが明らかになった。