静岡で本格製茶体験イベント開催、地方創生と教育を融合
教育イベントプロデューサーの荒井顕一氏が主催するchainextは、2024年9月28日に静岡県榛原郡川根本町で「お茶揉み体験イベント」を開催する。このイベントは、日本の伝統文化と地域活性化をテーマに、地方創生と教育を融合させることで新たな人流をもたらすことを目的としている。
イベントでは、川根本町手もみ保存会の全面協力のもと、参加者がプロフェッショナルの指導を受けながら、お茶の手揉み技術を学ぶ。また、イギリスの老舗紅茶専門店Fortnum & Masonで日本人唯一のティーマスターを務めた飯白福人氏によるお茶に関する講演も実施される。
飯白氏は、静岡県の大手製茶会社での修行後、英国ロンドンのFortnum & Masonにて紅茶のブレンドや販売を担当。帰国後は埼玉県川越市にAOBA Tea Dealer and Retailerを設立し、日本茶・紅茶・中国茶・ハーブティーなど多彩なお茶を扱う総合販売店を運営している。お茶の製造からブレンド、販売に至るまで、国際的・歴史的な視点と幅広い専門知識を備えた稀有な存在として、国内外で高い評価を得ている。
荒井氏は、全国各地で教育や地方創生に関わる数多くのプロジェクトを手掛け、学びの場を学校の枠を超えて提供する活動を行っている。日本初の株式会社立バイリンガルスクール、LCA国際小学校の副校長でもある。
このイベントを通じて、参加者は日本の伝統文化を体感するだけでなく、地域創生への取り組みとして発展することが期待される。