株式会社ワコムは2024年5月15日に、プロクリエイターやデザイン・アートを学ぶ学生向けに開発された初の有機ELペンタブレット「Wacom Movink」を発売する。「Wacom Movink」は、ワコム史上最薄・最軽量のペンディスプレイで、重さ420g、最薄部はわずか4mmのコンパクトな設計だ。13.3型のサムスン製有機ELディスプレイを採用し、最大表示色10億7374万色のフルHD解像度、100,000:1のコントラスト比を実現している。

「Wacom Movink」には、新しくデザインされた「Wacom Pro Pen 3」が付属しており、高精度な筆圧感知と傾き検出機能を搭載している。また、Windows、macOS、ChromeOS、Androidと互換性があり、USB Type-Cケーブル1本で接続可能だ。

「Wacom Movink 13」の販売価格は118,800円(税込)で、ワコムストアおよび楽天などの直営店にて4月24日から予約販売を開始し、5月15日に発売される。予約期間内にワコムストアで予約した方には、10%のポイント還元率でポイントが付与される。

また、別売のアクセサリーとして、折りたたみ式スタンド「Wacom Movink Foldable Stand」、ディスプレイ保護用の「Wacom Movink Tablet Sleeve」、ペンやケーブルを収納できる「Wacom Rollup Case」、これら3点をセットにした「アクセサリーパック」が5月下旬に発売予定だ。

ワコムのブランド・ビジネス・ユニットのシニアバイスプレジデント、矢野幸治氏は、「Wacom Movinkは、性能、精度、体験を損なうことなく、どこでもクリエイティブ作業を可能にするソリューションだ」と述べている。また、サムスンディスプレーの中小型事業部マーケティングチーム長、趙容奭氏は、「最高画質を求めるプロクリエイターの期待に応えるとともに、ワコムの有機ELイノベーションの一翼を担えることを誇りに思う」とコメントしている。