三井住友銀行の共創施設でバックグラウンド認証を活用した手ぶら受付の実証実験開始
株式会社AnchorZは2026年9月25日、日立チャネルソリューションズ株式会社が株式会社三井住友銀行の事業共創施設「HOOPSLINK」で開始する入退出管理ソリューションの実証実験において、自社が開発する「バックグラウンド認証®」が活用されることを明らかにした。
本実証実験では、スマートフォン上での「バックグラウンド認証®」による継続的な本人認証と受付端末の顔認証を連携させる。来訪者が事前登録したスマートフォンを携帯して受付端末に近づくだけで本人認証が行われ、端末を取り出したり操作したりすることなく「手ぶら」で受付を完了できる環境の検証を行う。
従来の本人認証は、パスワード入力やICカード、顔認証など、利用者がその都度認証操作を行う仕様が一般的だった。これに対しAnchorZが開発する「バックグラウンド認証®」は、生体・癖・行動・環境などの情報を組み合わせ、利用者に認証操作を意識させることなく継続的に本人性を確認する技術となっている。
今回の実証実験では、この技術と受付端末の顔認証を組み合わせることで、来訪者の操作負担を軽減するとともになりすましなどの不正利用防止を支援し、利便性とセキュリティを両立した受付体験の実現を目指すとしている。
実証実験の利用フローと主な検証項目
実証実験における受付の手順は以下の通りとなる。
- 来訪者がスマートフォンで来訪者情報および訪問先の担当者情報を事前登録
- 来訪時に、スマートフォンを携帯して受付端末に近づくと、スマートフォンと受付端末が自動接続され、継続的な本人認証と顔認証を実施
- 受付完了後、来訪者情報を担当者へ自動通知
- 担当者が来訪者を迎え、案内を実施
本実証では、「手ぶら」で受付できる新たな来訪体験と操作負担の軽減、継続的な本人認証と受付端末の顔認証を組み合わせた受付時のセキュリティ強化、そして来訪者情報の自動通知による受付対応や取り次ぎ業務の効率化について検証を行う。
株式会社AnchorZが開発した「バックグラウンド認証®」は、従来の「認証の瞬間」に本人を確認する手法とは異なり、サービス利用中も継続して本人性を確認するというアプローチを採用している。アルゴリズムはIEEE IJCBで論文が採録採録されている海外特許を有する認証アルゴリズムとなっている。
代表取締役CEOの徳山真旭氏が率いるAnchorZは、今回の取り組みを重要な実証事例の一つと位置づけており、パートナー企業との連携を通じて認証操作を意識させない利便性と安全性を両立する仕組みの社会実装を進めていくとしている。
本記事は株式会社AnchorZの発表をもとに作成されています。
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